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2011.09.08
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カテゴリ:80's Fave Albums
 64年前の今日9月8日、米国オハイオ州レイクウッドで爽やかな秋空の下(ひょっとしたら当日は土砂降りの雨だったかもしれないが)、ロシア人とチェコスロバキア人の夫婦に玉のような男の子が誕生した。
 ベンジャミンと名付けられた男の子は両親の愛情を一身に受けてすくすくと成長。ギターやドラム、キーボード等様々な楽器を弾きこなすなど音楽的才能に溢れたベニー少年はやがて高校を中退し、地元のバンド(The Glasshoppers)にリードVo.兼ギタリストとして加入するも、バンドは67年に解散。

 その後、同州コロンバスに移り住んだベニー青年は、後に生涯にわたって音楽的パートナーとなる蝿男(Ric Ocasek)と出会い、二人は更にもう一人加えてフォークバンド(Milkwood)を結成。やがてバンドは手を変え品を変えバンド名を変えメンバーを替え諸々を変えた後の76年、ついにカーズ(The Cars)が結成され、ベニー青年はベース兼ヴォーカルを務めることとなった。

 78年にはデビューアルバム「THE CARS(錯乱のドライブ)」をリリース。蝿男のクールで奇妙な音楽センスもさることながら、ベニー青年ことベンジャミン・オール(Benjamin Orr)の甘~い歌声と超絶二枚目っぷりに世界中の女の子が酔いしれ目がハート、一躍人気バンドとなった。

 カーズに在籍中だった86年10月6日、ベンさんは唯一のソロアルバムとなる「THE LACE」をリリースした。
 カーズの音楽は全て蝿男が作っているため、ベンさんの作る音楽は一体どんなものだろう?と興味津々で購入。それに全曲ベンさんヴォーカルというのも嬉しかったし(^^) ドキドキしながらレコードに針を落とした。
 …。ロック系の曲が並ぶのかと思いきや、案外のんびりした曲が多い。あれッ!? ベンさんって外見に似合わず意外と癒し系!? 何も無い田舎の一本道を走りながら聴くとちょうど良いような…。
正直、若干似たような曲が多い気もするが、ファンとしては全曲ベンさんの甘~い歌声が堪能できるのであればそれでOK!(ごめんね、ベンさん)
 とまぁ、発売当時は可も無く不可も無いアルバムだと思いながら聴いていたのだが、オバハンになった今はこのアルバムのまったり感が結構気に入っている。
 特に好きな曲はアルバムのラストナンバーである“This Time Around”。優しく語りかけてくるようなベンさんの歌声が何とも甘く、切ない。嗚呼、この世にはもうベンさんがいないだなんて…涙ぽろり

 「THE LACEBenjamin Orr - My Fave Albums of the 80's. Vol.14

1. Too Hot to Stop
2. In Circles
3. Stay the Night
4. Skyline
5. When You're Gone
6. Spinning
7. Hold On
8. The Lace
9. That's The Way
10. This Time Around





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Last updated  2011.09.09 14:12:27
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