「聞く」のよちよち手話
耳からいろいろな音が絶えず入っていても、「音は耳でなく脳で聞く」と言われるように、聴神経から脳にまできちんと入らないと「聞いた」「理解した」にはなりません。この時期にはいろんな音を入れてあげることが大切です。「聞こえている」と思いこまず、きちんとこのサインを使って「聞く」ようにしてください。遠くの鳥のさえずり、風の音、犬の鳴き声、パパのお帰りのチャイムと意識して聞くようにしましょう。そして何の音かを教えてくださいね。例えばまだ見えていない車の音も、大人は音でトラックか乗用車かバイクかを判断できます。また音からそのスピードもある程度判断できます。道路への飛び出しにもかかわることですから、いろいろな音を聞いて判断できる能力のアップを促してください。