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テーマ:観るバレエ(鑑賞)(70)
カテゴリ:ダニール・シムキン(情報)
ABTが、この冬、ラトマンスキーの新作として、「くるみ割り人形」を上演することは知られていますが、それに先立ちまして、先月11月7日、8日に、公開ワークショップが開催されました。ラトマンスキーやその他の制作関係者によるパネルディスカッションや、公開振付指導などが、あったとのことで、このうち、7日(日)は、ダニールがラトマンスキーより振付指導を受ける場面もあったとのことです。下記のreview記事や、BalletTalkなどの掲示板への投稿で、その時の様子がうかがい知れます。
それらによると、チャイコフスキーのオリジナルに忠実に、曲のテンポは変えないとのこと、最初のシーンは、クララ一家のキッチンから始まる、また前半の大部分を子役のクララとプリンスが演じ、Adultのクララとプリンスは、お菓子の国に来てから初めて現れる、ということのようです。 また、シムキンが振付を受けたパートは、なかなかハードな振付だったようで、他の人には別バージョンが用意されるのでは?と予想する意見も掲示板にはありました。 また、pointemagazineにも、"Bittersweet Fairy Tale"と題して、ラトマンスキーのインタビューを含む記事がありました。 ★Haglund's Heel Works & Process ? ABT's New Nutcracker ★Ballet Talk ★Bittersweet Fairy Tale(pointemagazine.com) また、最近、そのときの動画も公開されました。 後半に少し、DaniilSimkinの映像もありますよ。 2010.12.15追記: アップしそびれていたのですが、ABT公式より、"The Nutcracker"のe-storybookもあります。この中には、絵本仕立てで、ストーリーが描かれている他、ダンサーによるお菓子のレシピとか、各ダンサーがはじめてくるみ割り人形を演じた時の写真がクイズ形式で載っていたり、切り紙工作?の型が載っていたり、と工夫が凝らされています。さらに、A.Ratmanskyや、装置、衣装のRichard Hudson、またキャスティングされた子供たち、雪の精の方たちのインタビュー動画も納められてていて、こちらからもこの新作の様子を垣間見ることが出来ます。 ※なお、少し前に、ダニールの相手役予定が、加治屋さんからマリア・リチェットへ変更になっています。これは、HeeSeoさんの降板に伴い、加治屋さんがHeeさんのところへ移動して、代わりにマリア・リチェットさんが加治屋さんのところへ入ったようです。 ※Daniil自身のブログによると、Nutcracker Prince役以外に、”中国の踊り”を踊る回もあるとのこと。22nd 2010 @ 8:00 pm と 23rd 2010 @ 7:30 pm(←18:30が正しいような)の様です。私は、23日の夕方に到着予定(しかもJFKでなくEWR)なのでかなり微妙なのですが・・・。う~む。でも観たい! ※ところで、12/29(水)マチネ、私チケットを買っていたのですが、予定変更で見られなくなりました。一階前方の良席1枚です。どなたかご覧になる方、いらっしゃいませんか? (→結局、吹雪による旅程変更で自分自身で観ました(^^)というオチが。Lucky me!) 2010.12.20追記: The new york timesに、"The Man Behind the New‘Nutcracker’in Town"というタイトルでも、製作過程の記事と写真も少々載っています。ラトマンスキーは、チャイコフスキーの音楽の暗くて怖い印象の部分も表現したいようですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.02 22:14:42
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