カテゴリ:大久保一彦的二つ星のレストラン&ホテル
いやー、今日の羽田から高速バスは混んでましたぁ。相模大野まで一時間半をゆうに超えてしまいました~。てなわけで、外で食事をとることになり、ちょっと足を延ばして小田急相模原にある寿司屋を開拓することになりましたぇ。
小田急相模原から徒歩15分くらいの住宅地にある「天然インドまぐろのおいしい店 竹寿司」です。 住宅地に凛としてあります。 こういう店はうまいんですよ。 店内に入ると常連さんがカウンターにいらっしゃいます。 9時過ぎであるにも関わらず、入れ替わり立ち代わりお客様がはいってきます。 店主は常連さんの好みをしっかり頭に入れているようで、居心地のよい雰囲気を醸し出しています。 まずは刺身をお任せでいただくことにしました。 釣鯵は鹿児島県の出水。今日はしけているので、九州のほうが多いのかな・・ 小肌がよくなってきました。 こちらの店のウリのインドの生。 ケープタウンだそうです。 現在、インドマグロは取り合いのようです。 トロのインドマグロ。これはこれでおいしいです。 羽田の穴子。銀座の大将たちは子安とか小柴なのに、神奈川県相模原市の「竹寿司」が羽田とは面白いですね。穴子の取引は相対なので、まあ、割り当てってやつですね。 もちろんおいしくいただきました。 郊外の住宅地の場合は限られ顧客を相手にしなければならず、そのために顧客の予算が重要になります。その予算に合わせながらもいいネタを揃えるのは大変です。また、ある程度来店頻度の高い顧客に合わせて一段下げた階段を用意して、そこから顧客の教育をしないといけません。 これが、流入者が多い銀座との違いです。銀座の寿司屋へは最高の寿司を求めてお客様は来るので、それなりのお客様を相手にします。銀座の大将の多くは材料の価格交渉をしません。言値で買い続けます。言値で買うことで、最高のネタを担保するのです。価格交渉をすると弱みが出てしまいます。気に入らなくても返せません。 そういう中にあって、郊外の住宅地でこのレベルの寿司店を維持していることは大変です。 そう意味で「竹寿司」は称賛に値します。 小商圏の寿司店、必見の店と言えるでしょう。 応援したい店ですね。 天然インドまぐろのおいしい店「竹寿司」 神奈川県相模原市南区相模台3-14-20 電話 042-742-5111 竹寿司 (寿司 / 小田急相模原駅) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.09.21 23:21:11
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