テーマ:ニューヨーク旅行(61)
カテゴリ:産地・生産者訪問
ニューヨーク市フルトン魚市場見学
“飲食店のための勉強代行業”の大久保一彦に深夜1時に集合がかかりました。 なんと、関口さんが『フルトン魚市場』の御勉強を用意していただいのです。 ご案内いただくのはアポロ社の石田さんです。 市場の風景 水曜日、国連会議、ローマ法王来米、マンハッタンが混み合うため、荷が少ないそうです ・蛤。 大きさによって呼び名が違い、一番大きなチャウダー、それより小さく煮蛤に使われるチェリーストーン、それより小粒なリトルネック、リトルネックはチェリーストーンの倍の市場価格也。 アメリカの蛤はすべての流通段階でタッグで管理され、どこの水域が原因かがわかるようになっています。 すばらしい徹底ぶりです。 ・鰆 スパニッシュマクロという種類を言う ・南米のレッドスナパー ・ブルッパ 南の魚、見た目はうまそうなハタ科らしいがおいしくないそうです。 「ロングアイラインドの深海のグルッパだけは例外的においしいが、それ以外はおしくない」と石田さん ・アイスランドの鱈 ・メイン州の雲丹 カリフォルニア産は最近不良のようですが、昔、目利きのきかない料理人に向けて“北海道産”として使われていたほどの品質 さて、そんなわけで、フルトン市場のカフェ『Fulton Cafe Unit97』でもお勉強です。 セルフサービスのカフェですね。 魚の業者が甘い味付けを、好むのか、砂糖がバケツでどーんとおいてあります。 つけ麺屋のグルソーのような光景に、はっきり言って驚きます。 今日は珈琲を注文。 砂糖のバケツを指さし、どれくらい入れるかと聞かれます。 私がデブだからなのか、い・ら・な・い(脳産休)というと、おじさんは手を広げます。 さて、珈琲の味はふつうです。 アメリカによくある死にそうにまずいものでは決してありません。 寒い市場での一息であれば、とっても体が温まり、おいしいのではなないでしょうか。 Fulton Fish Market at Hunts Point 800 Food Center Dr #65B Bronx, NY 10474 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.03 21:02:29
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