日本では、なかなか見られないもの。
はい、これは、種です。もう、カラカラになっています。 実は、ずいぶん前に実を取っていて、そのまま、忘れていたのですよ。 これが、上の種がはいっていた実。元は緑色だったけど、こんなに干からびてしまいました。 手のひらに載せたら、これくらい。 さて、いったい、何の実でしょう。 実は、この植物は三倍体なので、普通は、実ができないのです。それなのに、なぜか実ができていたので、少しでも長く、熟れるのを待っていたけど、とうとう、痺れをきらして、採取しました。 これは、もうだいぶ前に、撮った写真です。最初に見つけたときに、興味津津で、中を割って見たもの。 この実をつけた植物は、これ。結構地味に、そこいらじゅうに咲いている花、シャガです。 この花には、実ができないはずなのに、たまに、このように、子房がふくれてくるんです。 さて、カラカラになった実は、播いたら、芽を出すのでしょうかねー。 日本のシャガは、三倍体だから、すべて、同じ遺伝子を持っている。つまり、みんなそっくり!! ということ。原産国である中国では、この花は、二倍体なので、実もできるし、種もできる。だから、いろんな色や形の花があるんだって!!ちょっと、見てみたいですね。