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カテゴリ:個別銘柄
ムトー精工の第1四半期決算が発表されました。
売上高は前期比-9%、営業利益は-51%です。 合わせて中間期及び通期の下方修正です。 私が7/1、7/8の日記で懸念した通りの結果になりました。 私は危険を感じて2週間前とりあえず全部売却しました。 4月、5月はあんなにムトー精工に強気だったのですが、涙を 飲んで全部損切りしました。 とにかくソニーのデジタルカメラの国内での不振がひどいです。 今年2月まで長年15%前後のシェアを維持していたが3月以降 10%前後に急落、6月は9%、7月は8%。 主力の「T7」が全く期待はずれに終わっています。 つまり最近半年でソニーは国内では完全に負け組みになりました。 そもそも私がムトー精工を買ったのはソニーがデジカメで高シェア だったからで、シェアが落ちれば保有する意味がありません。 ちなみに国内のデジタルカメラ市場自体は数量ベースで前年比 +10%前後で推移しています。 恐らくソニーは「T7」をはじめとする春新製品で15%前後のシェア を想定していたはずなので、このシェアから推測すると実績は計画 の販売数量の半分近くになっていると思われます。 もともと低シェアを想定して生産していたわけではないので、 相当数の製品在庫がソニーで滞留しているでしょう。 ソニーの全世界のデジカメ販売数量うち国内の割合は20%、その 内半分が減ったとして全体の10%になります。 ムトー精工の売上のうちデジカメは約40%、その内の10%が 減ると全体への影響は4%という計算になります。 実は海外のデータは3ヶ月遅れでの入手なので現段階でははっきり 分かりません。 恐らくムトーが下方修正していることから良くはないんでしょう。 ムトー精工についてはしばらく様子を見ますが、ソニーの秋製品の 状況次第で再戦を検討します。 この状況からしてタムロンも心配ですね。 先日の私の日記を見て逃げる事ができた方がいらっしゃったようです。 こんなド素人投資家のブログでも閲覧いただいてる方の役に立っている 事がわかり、今日ばかりはブログやってて良かったと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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