2178150 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

リュウちゃんの懐メロ人生

リュウちゃんの懐メロ人生

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
全て | 音楽・歌謡曲・懐メロ | 懐メロカラオケ | 懐メロ歌謡曲・カラオケ | 橋幸夫 | 美空ひばり | フォト・花・伊勢神宮 | フォトブログ・曽爾高原 | フォト・花と実・斑鳩の里 | 日本映画・小説 | フォトブログ | SF映画 | 猫のフォトブログ | 株・日本航空 | 音楽・紅白歌合戦 | 日本映画(邦画) | 外国映画(洋画) | SF・天文学 | 童謡・唱歌・歌曲 | 唱歌・抒情歌・童謡 | バンクーバー冬季オリンピック | フォトブログ・園芸、春咲く花 | 梅・桜・花のフォト | 国内旅行 | 歴史・奈良遷都 | のだめカンタービレ・クラシック音楽 | バラの花のフォトブログ | 花遍路・花のフォトブログ | スポーツ | クラシック音楽 | 洋楽ポピュラーミュージック | 時事問題 | 芸術・陶芸 | 原発問題 | 奈良散策 | 藤の花 | 京都散策 | 将棋・藤井聡太四段 | ブログ | 美術鑑賞 | 葛飾北斎 | 紅葉狩り | NHK朝ドラ「エール」、古関裕而 | 将棋・藤井聡太 | 東京オリンピック、パラリンピック | 巨樹探訪 | 将棋・藤井聡太5冠 | 寒牡丹と冬牡丹 | 梅行脚 | 河津桜 | 桜行脚 | 孫姫4姉妹 | アジサイ行脚 | ハスとスイレン | 馬見丘陵公園の花 | 長浜盆梅展 | 奈良県の河津桜 | 三重県の梅の名所「鈴鹿の森庭園」「いなべ農業公園梅林」 | 月ヶ瀬梅渓 | 醍醐寺の桜 | 2つの「吉野の桜」
2020年10月10日
XML
カテゴリ:奈良散策
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
奈良の名刹・長谷寺の山上に、
広大な「蕎麦畑」があった!



9月29日、以前から行って見たいと思っていました奈良では珍しい​桜井市の笠地区にある「蕎麦の花」を観に行って来ました。​
 
​元々、奈良県には蕎麦畑は殆ど無かったのですが、平成の代になってから国の農地開発事業により、1992年(平成4年)から長谷寺の上部の「笠(かさ)地区(奈良県桜井市大字笠)」で、19ヘクタール(190000平方メートル)の農地を使って、蕎麦の栽培が始まったようです。
奈良で蕎麦作りが始まって僅か28年、
リュウちゃんの
奈良在籍期間よりも若いのだ!

リュウちゃんが奈良に住み始めてから既に38年、現在住んでいる「斑鳩の里」に引っ越してきてから23年になります。奈良県の山奥に蕎麦畑が出来たという話は、かなり以前から聞いていたのですが、何処にあるのかを知ったのは、つい最近のことだったのです。

桜井市大字笠、
初めて聞く地名だ。
どんな処なのだろう?

下の写真は、笠地区の道路図です。



​写真の真ん中に「笠そば」、とありますが、この蕎麦屋の周辺一帯に蕎麦が植えられていて、秋には一面の蕎麦の白い花で覆われます。この蕎麦畑の真ん中に唯一ある蕎麦屋が「笠そば」ということになります。​
 
「笠そば」、
長谷寺の山の上にある!
リュウちゃんの家から
割と近そうだ。

​午前9時30分、女房殿の運転する車の助手席に乗って自宅を出発、上記「道路地図」にある「天理ダム」を経由して、午前10時30分過ぎ、笠地区の蕎麦畑に到着、
おお、
蕎麦の白い花、
今、満開だ!



















​<「蕎麦」の耕作面積豆知識>​
 
奈良県には全部で24ヘクタールの「蕎麦畑」があります。その内、19ヘクタールが「笠地区」に集中しています。
「蕎麦」は北は北海道から南は沖縄まで、全国各地で栽培されていて、令和元年の全国の栽培面積は66400ヘクタールに及んでいます。都道府県別栽培面積ベスト12を挙げてみますと、

(1位)北海道:25200ha(ヘクタール)、(2位)山形県:5260ha、(3位)長野県:4410ha、(4位)秋田県:3770ha、(5位)福島県:3740ha、(6位)茨城県:3460ha、(7位)福井県:300ha、(9位)栃木県:2960ha、(9位)岩手県:760ha、(10位)青森県:1680ha、(11位)新潟県:1240ha、(12位)鹿児島県:1100ha、

となります。
本州最南端の鹿児島県が12位、ちょっと驚きです。

逆に栽培面積の少ない都道府県は、
★東京都:4ha、★大阪府:1ha、★和歌山県:3ha、★高知県:6ha、
大都市である東京都や大阪府が少ないのは分かりますが、和歌山県がブービーとは!、これも驚きました。

<笠そば>
​​
​上記、蕎麦畑のすぐ近くに、この地区唯一の蕎麦屋である「笠そば」があります。まだ午前11時、ちょっと昼食時間には早かったのですが、「笠そば」に入店しました。​





以下は「笠そばのHPです。
 
<荒神の里「笠そば」HP>​→ここをクリック​

上記HPから、「笠そば」の「人気の秘密」(口上)を以下に書き出します。

​​(1) 昔ながらの製粉方法​​
笠のそばは、笠産そばを100%使用し、石臼を用いて一番粉と二番粉を共に入れた挽きぐるみの 風味豊かなそばです。
​​(2) 風味あるそば​​
地区は標高が400~500m有り、朝夕の寒暖の差が激しく、そばづくりに最適な気候・風土に恵まれています。
​​(3) 広大な大地で育つそばを使用​​
19ヘクタールもの広大な土地を使用し、必要最低限の農薬しか使用しない農法を確立しているので、どなた様にも安心して食べて頂ける蕎麦を提供しています。

ふ~ん、
美味しい蕎麦が期待出来そうだ!

リュウちゃん夫妻はテラス席を確保し、早速、注文、

女房殿:暖かいキツネ蕎麦、
​​リュウちゃん:暖かい梅とじ蕎麦+中瓶ビール2本!


(梅とじ蕎麦)

プファ~、ビールが旨い!
梅干しの酸味とビールの苦味、
絶妙なバランスなのだ!

正午に店を出ました。

この時間帯、
店の前には
行列が出来ていた。



​​<笠山荒神社>​​
 
「笠そば」のすぐ近くに、「笠山荒神社」という神社がありました。



この参道、
中々、風情がある。





​本堂、割と小さい。​



​本堂を過ぎても、参道はどんどん下に続いて行きます。結局、本堂を過ぎてから一番下の鳥居まで、155段の石段を下りました。​









​​「荒神」、
どんな神様なのだろう?​
 
以下は「笠荒神」のHPです。
<笠山三宝荒神社(笠荒神)>​→ここをクリック​

上記HPには、以下のような由来が書かれています。

​笠荒神(笠山荒神社)は、初めて火を起こし物を煮て食べる事を教えられた、 興津彦神(おきつひこのかみ)、興津姫神(おきつひめのかみ)、土祖神 (はにおやのかみ)を祀り、かまどの神様として庶民の厚い信仰を集めています。

笠の西端、標高480mの山中に位置し、清荒神(兵庫県宝塚市)、立里荒神(奈良県野迫川村)と共に、日本三大荒神の一つに数えられています。(荒神とは仏・法・僧の三宝の守護神とされます) ​

 明治維新の神仏分離で、竹林寺から本殿を笠山山頂に遷座しています。春日造・檜皮葺の本殿内の岩座に、木造極彩色玉眼の御神体二体が並び、後背に「竹林寺現在尊雅字春憲」や弟子・勧誘主・彫刻者名の外、享保十七年(1732)の銘があります。毎月二十八日例祭。境内入口に、室町時代末の海尊銘の不動石仏があります。

「荒神」は
かまどの神様だったのだ!

<閼伽井(あかい)不動明王>

「笠荒神」の下の鳥居の横手にある小さな神社です。
​この小さな神社は、空海(弘法大師)が高野山金剛嶺寺の建立を志し、弘仁10年(819年)、この地で21日間の水行を行った場所のようです。
空海の足跡は
至る処に残っている!



​​





​閼伽井不動明王を後にして、「笠荒神」の155段の石段を上り、駐車してある「笠そば」に戻り、「笠地区」を後にしました。帰路は長谷寺の前を通り、今日の2つ目の目的地である「馬見丘陵公園」に向かったのです。​
 
帰路で立ち寄った別の蕎麦畑、



蕎麦畑の脇には、コスモスが咲いていました。





午後2時過ぎ、「馬見丘陵公園」に到着、
 


おお、
至る所でコスモスが咲き始めた。













​本日、馬見丘陵公園に立ち寄った一番の目的は、今年から本格的に栽培され始めた「コキア(ホウキ草)」を観に行くことでした。​
 
あれ?
コキアは、北エリアには無い、
何処に植えられているのだろう?

と思って公園を散策しました。

おお、
中央エリアの「水分広場」に、
白い彼岸花がいっぱい咲いていた!














​南エリアの「巣山古墳」の前には、​
赤い彼岸花も満開でした。





​やっと中央エリアの「カリヨンの丘」の麓に、「コキア」を見つけました!​













​コキアは、10月中旬頃、茎も葉も「真紅」に染まる筈ですが、馬見のコキアはまだ「真紅」ではなかったのです。​
 
これから
「真紅」に染まるのかな?
​以下の写真は、ネットからお借りした茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」の「真紅のコキア」です。​

ここのコキア、
素晴らしい!!!


​(国営ひたち海浜公園のコキア)​

コキアって、
どんな植物なのだろう?
​​
以下、「コキア」のウィキペディアから抜粋して書いてみます。

​<「ホウキギ(コキア)」のウィキペディアより>​

​「ホウキギという和名は、乾燥した茎を箒に使うので、「ホウキギ」の名がつけたものである。原産地はヨーロッパ、南アジア、中国などのユーラシア大陸、日本には古くに渡来した。一年生の草本である。果実は、薬用・食用にされ、若芽は食用にされる。また成熟果実は秋田県の郷土料理「とんぶり」の材料となる。実はその性状から「畑のキャビア」「陸のキャビア」ともいわれ、煮付けて大根おろしやとろろに加えて食べられる」
​​
陸のキャビア「とんぶり」は、
コキアの果実だったのだ!


(とんぶりご飯)
奈良県の農協の皆様、
「笠そば」と同じように、
「馬見とんぶり」を奈良の名産品に
して下さいね!
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年10月10日 17時00分03秒
コメント(27) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.