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カテゴリ:生き方
今年の4月中旬、1週間私の実家に滞在し山菜採りをしながら、年老いた92歳の実母の介護とも言えないけれどいつもは宅配の弁当で味気ない思いをしているので温かいご飯を作り、掃除、洗濯、話相手をして過ごした
昨年の秋に自営業を廃業した主人とともに、1週間も私の実家に泊ったのは初めての事。 ウドとぜんまいとワラビを思う存分収穫し、塩漬けにしたり、ワラビの灰汁抜きしたり、ぜんまいも茹でて干して初めて保存用にに仕上げた 私の実家の田畑と山は山菜の宝庫 昔は、米作り、杉林の木起こしで大変で、その農作業の合間に山菜取りをしていた 山菜は、現金収入になった わらび、ウド、ぜんまい、水菜、ふき、ふきのとう、コゴミ、タラの芽、他にも私の覚えていない ような山菜が採れた ぜんまいは、採って茹でて干して揉んで乾かして、採った時の10分の1の重さに減るけれど 40年以上前でも1キロの出来上がりで7000円位になった。 4月の中旬から約一か月の間、田植え作業をしながら収穫し、夜なべ作業で選別や茹でたり、干したり 揉んだり、出荷前の仕上げ作業をしたりしていた母の姿を思い出す この4月、5月の山菜の恵みがあって現金収入がおそらく子供たちの学校の費用などになっていたのだろう いまだから分かる。自分達が高校に行った頃の経済的な大変さ。授業料、交通費、諸々の集金、、 それをこの1か月の山菜の収穫で稼いでいたのだと思うと、本当にありがたい ぜんまいの出荷のキロ数は一番多い時で70キロ位だったと、自慢げに母が言っていたのを覚えている だとしたら、収穫した元の生のぜんまいの量は700キロ以上、、 他の山菜も収穫していた訳で、そして田植え作業の全盛期、、大きな田んぼの大きさは2反位で、その広い田んぼを手植えしていた時代、(地元でも大きな農家、多くの田んぼと山林を所有していた) どれだけ忙しかったことか?本当に頭が下がる 今日は4月に採って塩漬けにしていた山ウドの本漬け作業をした ![]() 灰汁がでて濁った水を捨てて、真っ白になる位の塩で漬け直した。これで、来年の春までしっかり 保存出来る。 主人も同じような農家の出身の為、山菜取りもこのような作業も積極的にしてくれる 老後の共通の趣味のような状態 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.07 10:45:05
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