山菜取りの帰省と母の見舞い
施設に入所して住む人のいなくなった実家の花壇に今年もチューリップが咲いていました母が元気だった頃に植えてそのままにしていた球根が主がいなくなったのに健気に咲いていました母の見舞いに大阪の姉と一緒に行くことが出来ました5年位前に姉と私と母と三人で撮った写真おっちゃんがシャッターを押す時に笑かしてくれたので3人ともすごくいい笑顔なんです母にその写真を引き伸ばしてあげたら、いい写真だとお気に入りでいつも枕元に置いていましたその写真を見舞いの時に持って行って見せたら寝ていたのを起こしたので始めボーっとして気力の抜けたような表情だったのが写真を見せて話をするうちに段々と表情が変わっていって山菜取りに行く話をしたら目の色が変わって元気な頃の母の顔になって・・・・私の名前も姉の名前もはっきりと言ってくれて・・・嬉しくて感動した姉は涙ぐんでしまって・・たった20分の面会時間だったけれど、心が温かくなる面会になりました今度いつ行けるのか?どんな風に逢えるのか?姉は私よりもきっと条件が難しいことをわかっているからしんみりしていましたでも、今回の帰省では一緒にうちの車で帰ったので途中で食事したり出来ました姉は肉類(豚、牛、鶏)が全部食べれないので釜飯にして正解でしたラーメンとか、肉そのものでなければスープに入っているとかは大丈夫なんですが本当に一緒に行ける場所が限られて大変です今は弟の名義になっている山に今回は私の兄弟4人とおっちゃんの5人で行って筍、蕨、ウド、ゼンマイ等山盛り採って帰って来ました姉と枕を並べて二人で寝たのもいい思い出です今回は実家に泊まることが出来ましたが、色々な事情から次回からは泊まることが出来ないと思いますそれも仕方ないと諦めていますが、いよいよ帰る実家が無くなってしまう寂しさを感じています