カテゴリ:銘柄分析
「大塚HD:モルガンS、野村、UBSをIPO主幹事に選定」
・・・という記事をブルームバーグのサイトhttp://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920009&sid=a_fWlH01r9qgで見かけました。記事によると、ポカリスエットなどで有名な大塚HDが、モルガンスタンレー・野村HD・UBSの3社を主幹事に据え、年内にも東証に上場をする可能性があるとのことです。自称関係者さまや事情通(笑)の飛ばしでなければ、ですが。 ところで、記事には以下のような一文が載せられていました。実際の売り出し価格なんかをほのめかすもので、興味深い内容だと思います。 (中略)大塚は6月末、財務省にストックオプション(自社株購入権)を発行する計画を提出した。外部専門家はこの計画の中で同社の資産と利益などから行使価格を2100円と試算している。これを大塚の推定株価とし、6月末時点の発行済み株式数5億1920万株に掛け合わせると時価総額は1兆円を超えることになる。 大塚HDのホームページhttp://www.otsuka.com/jp/financial/を見ると、平成22年度末の純資産は約9484億円。純利益は674億円とのことです。これを発行済み株式数5億1920万株で割り引くと、一株当たりの純資産・純利益は以下のようになりました。 一株あたり純資産: 1826.76円 一株あたり純利益: 129.89円 ストックオプション行使価格の2,100円を売り出し価格とした場合、PBR・PERはおよそ下記の通りになります。 PBR: 1.15 倍 PER: 16.17 倍 割高・割安の判断は人それぞれででしょうが、僕は結構魅力的な株式だと思いました。仮に株主優待でポカリを貰えるとなれば、「ウホッ、いい会社」とホイホイ買っちゃう気がします。 最も、まだ正式な発表があったわけではなく、単なる憶測に過ぎない情報です。くれぐれも「上場するする詐欺」に引っかからないようにしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.04 20:11:16
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