カテゴリ:カテゴリ未分類
5時から、西宮駅の南で、「戦争法案反対」の集会が持たれました。 さまざまの立場、職業、年齢の方たちがマイクを握って訴えられました。 海事関係の方からは、輸送(戦時には「兵站」)が真っ先に狙われるという事が過去の事実に即して語られました。徴用された船員の方たちがいったい何人帰らぬ人となったのか。 太平洋戦争の際の杜撰で、まことに楽観的な物動計画の実態は何度もテレビで報じられました。 「後方支援だから安全だ」という思いこみは、70年前の大本営の「机上の空論」から一歩も進歩していないという事になります。 いまや、「後方支援だから危険」という事実に即した考え方に転換せねばならないのに、政府にはその認識はありません。というよりも、「わかっているけれど、それは言えない。言ったらこの法案は通らなくなる」という認識はあるでしょう。実にたちが悪い確信犯です。 赤ちゃんを抱っこした若いママさんからの訴えもありました。 自分の子どもの命を守りたい、そして罪もない子供たちが殺されていくのも許せないという当たり前の気持ちを広げたい、分かってほしい、との訴えは、平和の原点です。 この世界に紛争が存在するという事実に目をふさぐわけにはいきません。しかし、その紛争の解決を、戦争以外の平和的な方法で解決するのが知恵の絞りどころだと思います。 紛争=戦争、というまるで脊髄反射のような単純さは、「人間には理性がある」という事を冒涜し、「平和」の名のもとに「必要な戦争」を訴えて暴利を手にする人非人の口車に乗ることです。 私は、今日、百万人の一人として声を挙げました。「戦争法案反対!」「アベ政治に反対!」と。 声をこれからも挙げ続けたいと思っています。継続は力ですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|