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17年前、東京 足立区のアパートで23歳の男性が殺害された事件で逮捕された47歳の男が、「事件のことを毎日夢に見て出頭した」と供述していることが捜査関係者への取材でわかりました。警視庁は、長年罪悪感にさいなまれて事件を告白したとみて調べています。 17年前の平成14年12月、東京 足立区島根のアパートで、会社員の成嶋健太郎さん(23)を殺害し財布などを奪ったとして、台東区の川瀬直樹容疑者(47)が強盗殺人などの疑いで逮捕され、23日検察庁に送られました。 この事件は先月、川瀬容疑者が浅草警察署を訪れ、「人を殺した」と犯行を自供したことで捜査が進展しましたが、その後の調べで「事件のことを毎日夢に見て出頭した」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかりました。 捜査員を現場に案内する際も、事件後初めて現場を訪れたにもかかわらず、迷うことなく案内したほか、室内の状況も詳細に説明したということで、警視庁は、罪悪感にさいなまれて事件を告白したとみて調べています。 一方で「頭の中を他人から見られて犯行がばれた」などという言動もしていて、警視庁は責任能力についても詳しく調べています NHKニュース 1月23日
☆「罪悪感にさいなまれて事件を告白した」とのことなのだが、一旦は自己の殺人を肯定していたラスコーリニコフが、罪悪感に耐えられなくなっていく『罪と罰』を思い出した。 それと同時に、敗戦後、日本に帰還した兵士たちの大半が何も語ることなく、まわりも「あなたは戦場で何をしてきたのか」を問う事もなく70年が過ぎたという事を思う。周りが聞かなかったのは、「おそらくそんなことはあったんだろう」という暗黙の了解があったからではないか。 幸い私の父は技術屋(航空機の潤滑油の研究)であり、台湾から、「お世話になりました」という人が訪ねてきてくれたので、「人を殺したことがあるのか?」という問いを発することなく父の終焉を看取ることができた。 ただ、改めて考えると、戦後、交戦国は多数の人を殺したことのある人間をそれぞれの社会の中に抱え込むことになっている。「ナチ」に対する追求は続いている。しかし、戦勝国で、戦場で人を殺した兵士たちは、「自分が行ったことは正しい。正義を遂行しただけだ」と自分を納得させ、まわりもそう仕向けたのだろうか。 アメリカの場合、「汚れた戦争」と断罪されたベトナム戦争での帰還兵たちは国民のモラルサポートを受けることはできなかった。その結果、精神を病んだ元兵士が続出したと聞いている。 夫に殺人を強いたマクベス夫人は、自ら手を下したわけでもないのに精神に異常をきたしている。 「人道的介入」と称されているコソヴォ空爆でも、果たして正しかったのかが疑われている。クウェートに侵攻したイラク軍をクウェート領内から撤退させるために、数々の「フェイクニュース」が流されて、多国籍軍の行為の正当化が図られた。イランに対抗するためにアメリカは独裁者フセインを育てた。ソ連のアフガン侵攻の際は、結果としてアルカイダとビン・ラディンを育てた。 そう考えれば、すでに「正義の戦争」などというというシロモノは存在しない。第一次大戦では、兵士の方が非戦闘員である市民よりも多数死んでいる。ところが、二次大戦ではその比率は大きく転換し、兵士は2500万人、非戦闘員は5500万人亡くなっている(殺されたというべきか)。その後の「紛争」においても、非戦闘員の死者は常に戦闘員の死者を上回っている。 私たちが「戦争」というものを拒否しなければならない理由がここにある。軍需産業を肥え太らせるために私たちは税金を納めているのか?兵器は通常の場合、契約を結んだ時点よりも高い金額で納入される
2011年末にA型の導入を決定した日本の防衛省は、1機あたりの調達価格を本体のみ約89億円(スペア部品などを含めた場合約99億円)としていた。翌2012年6月29日に正式契約が交わされた際には、2016年度に導入する4機については1機当たりの価格が約96億円(交換部品を含め約102億円)と上昇。毎日新聞は2012年9月4日の記事において、製造に習熟していない作業員が製造に関わっているためコストが上昇し、一機当たりの価格が当初の1.5倍の150億円に達する見通しとなったと報じている。wiki
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Last updated
2019.01.23 23:01:06
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