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昭和から平成へは、「自粛ムード」が日本特有の「空気」によってかもし出された。陽水の「元気ですか~」というCMも「自粛」の対象となったとかならなかったとか。 それに比べて、平成から令和へのマスコミのこのお祭り騒ぎは何なのか?実に不快である。報じなければならないことは山ほどあるのだが、改元騒ぎで報じられない。 第一、歴史の「連続性」「不連続性」について関心がある私としては、一体何が「時代を画するモノ」なのかが理解できない。元号が変わった程度でいったい何が変わるというのか、また変わろうとしているのか? 日本人が「空気」に敏感で、流されやすく、お調子者であるという事は少し歴史をかじってみればよく解る。 「目を覚ませ 早く 甘い夢から 浮かれているのは おまえだけ」と言う歌詞が中島みゆきの詩にあるが、「浮かれているのは おもえだけ」ではないところに心底バカバカしさを感じる。
と、こういう書き方をすると、老人の繰り言 と言われそうだが、その通りである。齢を取って頑固にならないというのはいかがなものかと私は思っているので、死ぬまで頑固でありたいし、私の基準からして馬鹿にしか思えないことに対しては、「馬鹿!」と言いたいのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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