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ずっとほったらかしにしているのですが、少しだけ。いま、『カラマーゾフの兄弟』を読み進めています。平野啓一郎さんの『葬送』(ドラクロワとショパンの交友を中心に描かれた作品です)を読み通すことが出来たので妙に自信がついて、まず『死の家の記録』を読みました。この作品は私にとってドストエフスキーにはまってしまう第一歩となった作品です。
で、『カラマーゾフ』。手元にある新潮文庫はさすがに字が小さく、新しく買い換えました。同じ新潮文庫です。もちろん、ハズキルーペを使って読み始めました。以前、詠んだはずなのですが、まったく記憶にありません。新鮮な気持ちで(?)読み進めて、とうとうあと200ページというところまで来ました。 登場人物たちのものすごい饒舌さ。『死の家の』とは対極にあります。一つ一つの会話が長く、喋っている人物の心の中がコロコロ変わります。否定したことが肯定され、肯定していたことが否定され、また肯定される・・・。実に何とも圧倒的なエネルギーのもとにおかれます。 最後どうなるのか。あと二日か三日で読み終えるとは思うのですが、自分の中に何が残るのか。時間が経てばまた忘れてしまうのか。 こうやってキーボードを打っていると、書きたいことが出てきそうな気もします。 少しサボらずに書いてみようと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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