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カテゴリ:株式投資(売買/決算他)
こんばんは♪。参議院選挙、自民党惨敗も・・・「知ったら終い」で(?)日経平均・TOPIXともプラス引け。ただ・・片山参議院議長を破った女性候補(「姫の虎退治」だそうです・・)などを見ていると・・・「参議院不要論」の思いが改めてフツフツと沸いてきます(苦笑)。
今日の相場を見ていると・・・やはり業績の裏付けのある(と市場が考える)銘柄が上げていましたね。幸い、本日も、株式現物株のMy PF銘柄は、好調な決算が相次ぎました ☆ コマツ(東証一部、6301) 2008年3月期 第1四半期財務・業績の概況 [米国会計基準] 業績予想の修正に関するお知らせ 株価は7月20日に年初来(上場来)高値3990円以来、全体相場の下げに吊られて(?)下げていますが、本日(7月30日)発表された2007年度第1四半期決算は、同業者でやはり上方修正を発表していた6301日立建機から連想された如く、売上高5409億円(前年同期比+25.9%)・営業利益797億円(+48.6%)・経常利益801億円(+53.6%)・純利益565億円(+65.4%)と、堅調でした。 世界No.1総合建機会社である米国のキャタピラー社は米国の住宅市場の落ち込みの影響が大きく減益となりましたが、コマツは、米国・日本はほぼ変わらず、欧州・CIS、中国、アジア・オセアニア、中近東・アフリカがインフラ整備や鉱山向け等の需要取り込みで、大幅な伸び(決算短信2ページ)。勿論、円安が寄与していますが、全世界合計の需要については当初計画を上回ると予想(同3ページ)。下期の予想平均為替レートは、ユーロは150 円から155 円に変更しましたが、米ドルは115 円を据置。 業績修正幅は任天堂ほどではなくサプライズはありませんが、ファナック同様、全ての利益率が更に向上しています: 2007年Q1 2006年Q1 売上高営業利益率 14.7% ← 12.5% 売上高経常利益率 14.8% ← 12.1% 売上高純利益率 10.4% ← 8.0% 財務も任天堂・ファナックのように「無借金」ではありませんが、毎年着実に改善しており、株主資本比率は44.3%に向上。今期予想ROE・ROAも各々23.3%・10.3%に上昇、更に高収益体質になっていますね。 好調なQ1決算を受けて、通期業績を早くも上方修正。2008年3月期通期では: 売上高 2兆1800億円(前年同期比+15.1%/上方修正幅+3.8%)←2兆1000億円 営業利益 3110億円(同+27.1%/+8.4%) ← 2870億円 経常利益 3020億円(同+27.7%/+9.0%) ← 2770億円 純利益 1980億円(同+20.3%/+8.2%) ← 1830億円 EPS 199.04(同+33.34/+14.9) ← 184.14 業績モメンタムは、2003年~2004年頃ほど大きくありませんが、世界各地で着実に業績が拡大、利益率・財務も改善を続けていることから、現物株は保有継続方針です。 また、コマツは、日立建機同様、昨年も第1四半期発表時に業績上方修正をしていました。「第1四半期で業績を上方修正する銘柄は大きく上昇する確立が高い」という検証データもあるそうですが・・・期待しましょう(笑) コマツの株価と業績の推移 ☆ JFE(東証一部、5411) 慎重な鉄鋼株・JFEにしては珍しく・・・第1四半期決算で上方修正を発表しました: 平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況 円安が寄与とのことですが、利益率も全て向上していますね。今後は増配を期待しています。 ☆ 新日鐵(東証一部、5401) 平成 20 年 3 月期 第1四半期財務・業績の概況 原料市況品コストは引き続き上昇、改正法人法の償却方法の採用に伴い、「従来の方法と比べて、営業利益は7,492 百万円、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ7,819 百万円減少」していますが、業績は概ね堅調のようです。 ☆ 栗田工業(東証一部、6370) 平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況 世界的な「水」需要の高まり(ブーム?)から、「水」を扱う栗田工業の株価は大幅にしてきましたが、業績も計画通りに堅調。半導体関連・一般水処理関連とも順調で、受注高は前年同期比+7.4%増加、売上高は同+21.5%、純利益+67.7%増えました。 栗田工業は「無借金」の財務優良企業ですが、Q1は利益率も全ての段階で向上(売上高経常利益率12.5%←9.4%など)、自己資本比率も68.2%に上昇。 昨年の中間決算事業報告書を読んだ時、「顧客の要望に合わせ的確な対応に徹した事業姿勢」が凄く良いと思ったのですが・・・買い増しておくべきでした(涙) ☆ 帝国電機製造(東証一部、6333) 平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況 上方修正はありませんでしたが、業績は堅調のようです。主力のポンプ事業が好調に推移、Q1の売上高は11.9%増となる一方、原価低減等による粗利率の改善により、増益に加え、全ての利益率が更に向上しています(売上高経常利益率12.4%←9.4%)。 円安の恩恵はありますが、受注高も前年同期比20.3%増、受注残高も36.4%増と、堅調ですね。 戦前、昭和14年9月に設立された老舗企業で、地味~な会社ですが(笑)、扱う商品は原子力関連(米国で唯一承認されたポンプメーカー)・プラント関連と最先端です。同社のキャンドモータポンプは、「有害な液体や危険な液体を絶対に外部へ漏らさない」という特徴があり、「人や地球環境に最も優しいポンプとして環境問題に大きく貢献」(JR新幹線では同社の車両用ポンプが100%採用など)ということで、環境関連銘柄としても注目しています。 ☆ ブリヂストン(東証一部、5108) 12月決算銘柄ですが、本日、業績見通しを上方修正しましたが、今期二度目です: 業績予想の修正について ブリヂストンは、米国のファイアストーン問題で大きく売られた時に、下げ過ぎと思い買った銘柄です。既にかなり上昇している為、現在の株価に割安感は少ないですが、品質・ブランド力等を考慮すると、堅調な業績が予想されるので、保有継続です。 ☆ 住友商事(東証一部、8053) 2007年度 第1四半期 財務・業績の概況(連結)[米国会計基準] ボリビア銀・亜鉛・鉛事業におけるヘッジ評価損140 億円(*)の計上で純利益は減益となりましたが、営業利益が四半期決算を開示して以来の過去最高となる等、概ね業績は堅調です。地味な会社ですけど・・。 ☆ ペガサスミシン製造(東証一部、6262) 平成20年3月期 第1四半期財務・業績の概況 ☆ ダイオーズ(東証一部、4653) 平成20 年3月期 第1四半期財務・業績の概況 Q1は、純利益が前期比30.5%減となりましたが、米国部門における買収による営業権償却費用等増加で販売費及び一般管理費増加(前期比+27.1%)等が主因のようで、売上高は24.3%増など堅調で通期業績見通しに変更無し、とのこと。優待株は急ぐ投資で無し、9月のコーヒー優待は頂くことにしましょう 他にも決算発表している銘柄があるのですが、投資金額が少ない「放置」株主優待銘柄なので、見て一応確認して終わり(苦笑)。今のところ、欧米市場は上昇基調ですが、朝まで持ちますように ↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、夏祭りの案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月31日 10時07分26秒
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