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カテゴリ:株式投資(売買/決算他)
こんばんは♪ NY市場上昇でも下がるデカップリングの日本株市場。引き続き昨年来安値更新ですが、今日の下げの主役は不動産。不動産流動化の代表的な銘柄である2337アセット・マネジャ-ズが業績を大幅に下方修正(売上高▼9.6% 経常利益▼42.9% 純利益▼42.1%)した上、大きく減配しましたね。
通期業績予想の修正及び期末配当予想の修正に関するお知らせ 「下半期におきましては、米国のサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題を発端とした世界レベルでの金融市場の混乱で、株式市況の悪化や不動産取引の停滞等の影響が発生しております。そのため、一部の企業投資案件や不動産案件の売却を今期中から来期以降に持ち越すことに」なったことが通期業績予想修正の理由だそうですが、サブプライムローンに絡む過剰流動性(マネー)の縮小が日本の不動産流動化業界に及んできたことが顕在化したようです。 これまで株価が下がっても「業績は良いのだから」ということになっていましたが、残念ながら「株価の先見性」を示す結果となってしまいました。 また大きく減配したので(年間3000円→1800円)、「高配当株」としての魅力も無くなりましたね。減配をせざるを得ない苦しい状況は、利益率の大幅な低下にも現れています↓ 平成20年2月期 第3四半期財務・業績の概況 「今後、当社グループは、健全な財務基盤を強みに、国内においては開発案件を中心とした不動産の新規投資に積極的に取り組んでいくとともに、海外においては、今春に計画している中国の不動産に投資するファンドの組成、中国の優良企業への投資等を積極的に進めていきたいと考えております。」・・・ということですが・・・中国政府は不動産規制を強化する方向のようですし・・ん~・・どうなのでしょうね!?? 個人的にはアセットMの株は昨年8月までに全て売却、昨年9月下旬の新興市場売りクライマックス時(?)にそろそろ「底」かなと一株だけ買い戻していたのですが、残念ながら底では無かったようです(苦笑)。現物株一株だけですけれど、最近は「配当」を重視した投資姿勢になっていますので、大きく減配したアセットMはやはり売却すべきなのか、思案中です。 同じく不動産流動化事業を手掛ける8868アーバンも株価下落が続いています。上半期が凄い好業績だったにも関わらず、昨年11月の通期業績上方修正が期待はずれ(?)の僅かな数字だったのも、下期を慎重に見ていたのでしょう。上記に前倒しで物件売却を進めていたのも納得できました。 厨園社長も「年頭所感」で、「2008年は不動産業界にとってまさしく激動の年となり、今後は企業がステークホルダーから選別される時代になっていくと考えています」(太字は私)と述べています。 既に年初から日本株市場は「激動の年」で・・・不動産流動化以外の保有銘柄も下げが厳しいですが(苦笑)・・・時間は必要なものの春の来ない冬は無く、当面は配当・優待で辛抱(気を紛らわす!?)皆さま、良い週末を ↓「祭りの事典」=日本各地の祭りと伝統行事を暦毎に歴史的背景を含めて解説した本で、祭り・行事に纏わる逸話・特色ある行事に関する詳説も収められています勿論、新年を寿ぐの行事案内も!!オススメ良書ですヽ(´▽`)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月12日 00時39分21秒
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