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テーマ:アニメあれこれ(26302)
カテゴリ:★アニメ・本・映画
夕暮れ。昔なつかしいのどかな田園風景。いやここは1000年後の世界。
♪遠き山に日は落ちて.... 『家路』(交響曲第9番ホ短調・新世界より)が聴こえてくる。 「すぐに家に帰らないと。ネコダマシが出る.....」 ☆前の話は→ 第1話~第12話 あらすじまとめ 第13話 「再会」 姿を消した守。早季、覚、真理亜の3人は、雪の中を捜す。 そしてソリの跡を見つける。小さなソリに荷物をたくさん積んで逃げたようだ。ソリの跡を追うと、八丁標の外に続いていた。 3人は八丁標を越え、深い雪山へ入った。 捜索を続けると、ソリを跡とならんでバケネズミの足跡があることに気づく。守の後を追っていたのだろうか。しかし、谷の急斜面で、ソリの跡は消えていた。 下に降りてみると、ソリが雪の中に埋もれているのを見つける。まわりの状況から、見つからないようにソリを埋めたのではないかと覚は言う。守、あるいは守を追ってきたバケネズミが。 付近を探すと獣道に何か重いものを引きずった跡が。守を救助して運んだのか。 しばらく行くと「かまくら」のようなものがあった。 中には守が寝ていた。滑落して頭を打ったらしく朦朧としていたところを、スクォンクが助けてくれたと言う。ずっと前にみんな会っていると守がいうバケネズミ、現れたのは全人学級に入学して間もない頃、水路に落ちたのを助けてやったバケネズミだった。 スクォンクは、守を助けたのは、神様が困っているのだから当然だと言った。 真理亜が守にどうしてこんなんとをしたのかとたずねる。守は死にたくなかったから仕方ないと言う。そして、「ネコダマシが来たんだ」と。守は語った。少なくとも2回見た。1回目は4日前、遅くなって帰る途中、つけられているように感じて見ると大きな影があった。ネコダマシは最初は下見をすると聞くからそれかもしれない。 そして昨日の放課後。補習で居残りだった。帰ろうとすると遠藤先生に残ったプリントを中庭に行く途中にある備品保管庫に持って行ってしまうようにと言われた。 済ませて帰ろうとすると後ろに気配を感じた。動物の息づかいのようなものが近づいてきた。もうだめだと思った瞬間、呪力を使ってしまったようで、まわりの空気が竜巻のようになり、一瞬、消えてゆく大きな猫のような姿を見た。そして廊下には血の跡が残っていた。 真理亜は、守を待っていようと思っていたが、長くかかるから帰るように遠藤先生に言われた。最初から守をひとりにして殺すつもりだったんだと言う。そして守は、ネコダマシを見た時、思い出したと言う。前にも見たことがあると。 どうしても、はっきりとは思い出せないから、消された記憶の一部だと思うが、確かに中庭に入って、物置みたいな小屋の陰に隠れて、扉が開けられて、ネコダマシが出て来たのを見たと。それを聞いた真理亜が、私も覚えている、私もそこにいたと言った。 『守を見つけて、連れ帰りさえすればいいという甘いもくろみは、粉々に打ち砕かれてしまった。私たちはこれからどうすればいいのだろう』 ★感想 やはり守のところにはネコダマシが来たのですね。そんなに問題があるようには思えなかったのですが。それよりネコダマシを撃退した時の呪力が無意識だったのなら、それが怖い気がしますが。昔、助けたバケネズミが助けてくれたようで、見つかってよかったけど、守はもう戻れない、いや戻る気はないようですね。真理亜は守のことを本当に心配しているんですね。どうするのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.22 22:09:15
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