マレ地区探訪 part.2 ('10ノエル☆はパリで!旅行記37)
次の通りは Rue des Rosiers (ロジエ通り)ちょうど開店しようとしていたのが、ガイドブックにも載っている有名店、ファラフェルのお店。このマレは19世紀以降ユダヤ人が多く住んだ地区で、ファラフェルはヒヨコ豆をベースにしたコロッケで中東の食べ物。コロッケと野菜をピタパンに挟んだのがよくガイドブックに載っていて、食べたいね~と言っていたのにお腹がいっぱい・・・朝ごはんにラデュレのパンを食べたことをモーレツに後悔した。 (パンはおいしかったけど)こちらのお店もユダヤ系、看板にダビデの星が描かれている。中を覗いてみると、ショーケースにはソーセージやお肉類敬虔なユダヤ教徒は食べものの制約が多いらしく、他国に旅行に行くと困るということを聞いた。肉製品と乳製品を同じ調理場で料理してはいけないし一緒に食してもいけない豚肉、エビ、カニ、貝類は食べない血を食べること禁じているので、食べてよい肉も血抜きは完璧でなければいけないなど、他にもいろいろ規定があるようだ。神仏両方に手をあわせてしまうような日本人には到底理解できないが、これを守れるのはよほど深い信仰心がなければならないだろう。話はがらっと変わるが、このあたりを歩いていると、ラブラブに腕をがっしり組んだ男性同士のカップルをちらちら見かける。朝っぱらから・・・いや朝だからか マレはゲイの方々が多うございます。(ゲイだけではないそうですが)芸術家が多く住む地域だから何となく納得できるが、そちら方面のショップも多いらしい。店頭に果物が並べられたお店。生活感あふれる“何でも屋さん”チックなこの店の角を北側に曲がった。