|
カテゴリ:日々の生活
今日は息子の通う小学校でPTA主催の講演会がありました。
筋ジストロフィーという病気を抱えながら活躍されている 車椅子のシンガー、土屋竜一さんのお話です。 竜一さんは小学校4年生の時に病気が発症し、 以来25年以上も難病と闘い続けていらっしゃいます。 始めは、歩いたり、走ったりするのがどうも遅くなって、 変だな・・・と感じるところからだったのだそうです。 筋ジスはどんどん進行します。 以前は車椅子に乗りながら行っていたコンサート、 人工呼吸器を取り付けるために喉の切開手術を行い、、 声を失ってからは、それもできなくなってしまいました。 でも、どうしても声を取り戻したい、 もう一度話したいという竜一さんの希望で、 スピーキングバルブという器具を喉につけ、 話ができる状態になりました。 ただ、これは肺にかなりの負担がかかるそうで、 長い時間話し続けると呼吸困難になってしまうのだそうです。 そんな状態の竜一さんが お母様と看護婦さんの付き添いの元、小学生の前に現れました。 身体は全く動かないそうです。 起きて、食べて、排泄して・・・ それらすべてのことを誰かに助けてもらっています。 君たちが当たり前のようにしていること、 歩いて、走って、ご飯を食べて、お風呂に入って・・・ そういうことができるということは、 本当はとても幸せなことなんだよ。 竜一さんが優しい声で、穏やかに話される。 でも、それはものすごい説得力です。 当たり前のことができる幸せ。 障害を持つ方に教えられて、あらためて気がつくなんて。 ふだんはそんなことに感謝さえしないのに。 でも、そんな不自由があっても、 竜一さんは決してあきらめたりしません。 歌いたい、本を書きたい、結婚したい・・・・・ 夢を持って、いつも前向きに生きてこられました。 そして、その結果、 コンサートを開きました。CDを作りました。 「神様の贈り物」と「出会いは宝物」という2冊の本を出しました。 そして、結婚して、かわいい赤ちゃんも産まれました。 そう、夢を持って、あきらめないで、願い続ければ、 必ずその夢はかなうのですよ。 竜一さんがそれを、身をもって証明してくださっているのです。 勇気と元気をもらえるお話でした。 夢はあきらめてはイケナイのですね。 そう、苦しいこと、大変なことがあっても、 夢を捨てないで、願い続けていれば、 いつかきっと YOUR DREAMS WILL COME TRUE. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|