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シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

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2006年05月02日
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 一昔前に、血液型性格分類法というのが流行った。血液型分類法であれこれ性格をあげつらえると、決まって科学的ではないという批判が飛ぶ。

 確かに科学では実証されていない。だからといって、私は、科学的なことを進んで書こうとは思っていない。むしろ、科学的でないから、自由に自分が思ったことを書いていきたい。

 第一、科学的であろうとするのなら、実証したものから制限を受けて、極わかっている当たり前のことしか語ることしかできないからであるし、官僚の眠くなるような討論そのもので、科学的に書きたいのなら、学会に行って、発表すればいいだけの話である。そもそも、ブログに書く意味さえないだろう。

 だから、科学的でないといっている奴こそ、あんたは場の空気、自由な討論を楽しむというものを理解しない専門馬鹿ですね?と言い返したいのである。そういう奴に限って、全く科学的でない思い込みだけの嗜好生活を営んでいて、科学的というよりは、権力志向で、権威主義、他者の忠実なアドバイスを聞くよりも、なにより自分の利己主義からくる自己主張を貫き通す単なる我儘人間であることが多い。全てが全てではないが、少なくとも、6、7割の科学主義という者に、私の経験上、多いことは確かである。

 まあ、それも私の観点でしかないが、 どこぞの某大学名誉教授は、大学院入試のときに、ズルをして入学したということも聞いたことがある。この人物は何かと科学的と発言する名物教授であった。まぁ、科学者だって人の子なのだから、それもわかるが、それなら、少なくとも人の子の意見として述べてほしいものである。他者の意見を否定するまえに…。自ら改めるべきだろう。

 私には、現代の「科学的」という言葉を持ち出す人間は、きっと、中世では「教会的」という言葉を持ち出す、人種差別者に類似していたように感じられる。

 だから、私は、もし、「科学的でない」と主張する肥満の人や喫煙者であれば、「あなたの体型や趣向生活の存在そのものの方が、科学的でないことを物語っていますな」と言うだろうし、既婚者ならば、「科学的でないという前に、相手を、しっかり科学的に選んだ結果ですか?それとも、計算ミスでも犯したのでしょうか?」と問うだろう。そして、「結婚前と後でその効果を科学的に立証してみなさい。それでも充分に科学的という論拠を見い出せるのですか?」という下らない命題を出すだろう。

 米国人がもし「科学的でない」という発言を持ち出したなら、「あなたは科学的でないという理由だけで、神を信じていないのですか?」と問うだろう。そして、「もし、科学的でないという理由だけで、宇宙が存在しないとするのなら、あなたの存在はどこからくるのですか?」と問うだろう。宇宙の存在が科学的というのなら、サルにでもわかるように説明して貰えばいいだろう。そして、ダメ押しに、「どうもわからないですね。あなたの科学者に足る説明能力が足りないからじゃないの?本当に学生に教えているのですか?」と疑いの眼差しで一言付け加えればいい。科学的と称する連中には、科学的な難題を浴びせれば、少なくとも少しの間、黙らせることはできるだろう。それでもダメなら、卵が先か鶏が先かを問えばいい。

 前置きが長くなったが、本題に移りたい。

 私の血液型はAB型であるのだが、つい最近、AB型人間を傍からみていて、非常に勉強になった。AB型は、よく他から理解されにくい意見や行動をとるために、変人、二重人格と呼ばれることが多いように思われる。

 自分のなかではよくわからなかったのだが、私の周囲のAB型人間を通して、最近わかったことがある。どうやら、AB型人間は、自分のなかで独り善がりなルールをつくっている傾向があるように思われたのである。

 AB型人間のなかでは、何か自分だけのルールが存在しているようだ。それを、決して他者に語ろうとしないので、なお更、周囲には理解できないものとなるようだ。

 一番わかりやすいのは、文章である。良く言えば、独創的な表現、悪くいえば、独り善がりの解釈の言語を使うのがAB型人間の特徴のようだ。だから、私の書く文章は、よく訳がわからないといわれる。他者から訳がわからないといわれると、自分のなかでは、暗黙のルールとなっているので、どこがどうわからないのかが、わからないような、わからないのトラップに入ってしまうのである。つまり、それこそ自分独りで成り立っているルールだからである。

 その自分独りのなかで成り立っているルールを、他者からわからないといわれると、AB型は全部が全部否定されたような被害妄想になり、どうやら、他者からみれば、どうでもいいような事に拘り、抵抗してしまうようだ!

 そしてまた、その自分のなかで暗黙糧に成立しているルールが、非常に(良くいえば)独創的であるために、他者に理解しがたいものとうつるのある。だから、それを説明する為の言葉が少ないと、益々、理解されがたいものとなるようだ。

 だからして、AB型は、コミュニケーション能力を身につける必要があると思われる。説明してもわからない独創的な独り善がりなルールであっても、何とか説明すれば、その説明のなかで、例え誤解であっても、他者に理解される余地も生まれるように思われる。

 また、AB型は、他者に説明をするのが苦手な人が多い。AB型は稀有な存在にもかかわらず、誰でもその考えは基本で、わかっているかのような前提で話を始めるようである。稀有な存在であるからこそ、益々説明すべきものなのに、まるで、A型のように、話をはじめるのである。これに対して、B型は自分のことの関心しか説明しないので、かえってわかりやすい。聞く耳を持たずに会話に耳を傾ければいいだけだからである。ただ頷いていればいいし、会話のレベルは、さして差し障りのない、在り来たりのものが多いだろう。このような演技はO型人間が得意である。だから、B型とO型は空気で会話しているようなもんだろう。後で何をしゃべっていたかと聞けば、「なんだっけかな?」という言葉が返ってくるだろう。

 そこいくと、割とA型人間は標準的で、繊細で記憶力もよい。A型といっても、その強弱で2種に分かれる感じはある。一番驚くのは、A型人間が集まるとA型人間の集合のなかで共通のルールが出来上がるようなところがある。 A型人間は意見を合わせるのが巧みであるようだ。日本人が組織主義なのは、もしやA型が多いからなのではないか?と思うことがある。

 日本人気質にどれくらいA型が寄与しているのか、調べてみたいものでもある。

 以上をある程度まとめてみると、A型は、関心は自分よりも他者や外に向いていて、B型は、関心が、他者よりも、自分や内に向いている傾向にあるようにみえる。A型は、集団になると、その他者への関心がある程度一致し、ルールができる。B型は、自分の関心のみが鼻からルールであり、自己主張が強い。AB型は、そのA型とB型の部分が合わさって、それが自己完結したような感じである。そして、O型は、よくいえばバランス型で、悪くいえば個性がなく、八方美人で、その場の印象で決める日和見主義といえる。

 A型とO型のカップルは、うまくいっているのが多いようだ。A型は、外向きに関心をもち、相手の意向を取り入れてルールを作るのが巧みで、O型もあまり自己主張もなく、バランス型なので、相手に任せてしまうようである。

 勿論、これは多いという傾向をいっているのであって、例外はある。それはどんな統計や確率であっても、100%ではない。まして人間の性格は。4つに分けるように単純にはできていない、ただ大まかにみている粗い近似なのである。

 なにより、人生でわかることなど氷山の一角なのである。氷山の多くが海中にあるように、海上に出た部分で全体を判断することこそ、愚の骨頂はないだろう。しかし、全体ではないが、表に出ている部分だけはみることができる。

 人生の全てを判断することはできないが、ほんの僅かやひととき、些細な人間関係の改善点など、あるいは、忍耐を学ぶのには有効であるように思える。

 あの人はAB型なんだから仕方がないんだよねぇ?と思えば、その人を批判し否定するよりも、ちょっとした愛情も沸くでしょう? そしてその人に興味をもつこともできるだろうしねぇ?

 これもAB型の独り善がりな解釈かもしれませんが…。






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Last updated  2006年05月02日 22時43分42秒
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ちなみに   ヒロ伊藤 さん
拙僧もAB型でござる! 困ったものです。。。ね。 (2006年05月08日 22時57分56秒)

やはりAB型ですかな   5dolphin さん
毎度どうもご訪問ありがとうございます。私の周囲になぜだかAB型が多いのです。統計では一番少ない血液型なのに、なぜだか?エビちゃん流行なので、この際セットでAB型流行なんてどうでしょう? (2006年05月09日 09時33分07秒)


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