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シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

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2023年12月20日
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カテゴリ:軟弱日本を斬る!
巷の今年もあと少しなんで、干支の話を繰り返し紹介しているが、癸卯から甲辰までの過去60年毎に過去3回までを振り返ると、180年前の幕末までの流れと、今年がよく似ているのに気づかされる。

12代将軍家慶が抜擢した水野忠邦の、天保の幕政改革が失敗し、幕府財政がいよいよ行き詰まり、非生産者の搾取階級の地方武士が、薩長を中心に、倒幕に向かい、戊辰戦争で、すったもんだし、いろいろあったが、結局、廃藩置県で、徳川家は貴族として残ったが、徳川に従った諸藩は、薩長の王政復古で賊軍とされ、武士階級を剥奪され、四民平等の、平民となったわけである。

徳川家慶 - Wikipedia


その180年後の、令和となったいまでも、幕政改革と同じような、昭和-平成-令和と政治資金規正法による政治改革はお題目だけで、相変わらず政治家の浪費癖が続き、庶民から成金でなった特権階級に胡坐をかくばかりで、私利私欲で政治をするから、緊縮財政がうまくいかずに、為政者視点の日本史の教育の拙さもあり、全く進歩もなく、赤字国債を発行しまくって、大量な財政支出を改善できずに、庶民から、増税メガネと仇名される、無能と呼ばれる総理を、15代将軍慶喜に比較するのも、大室寅之助を玉に抱える、当時の薩長野党に大政奉還した慶喜に失礼かもしれないが、さっさと独りで地獄に堕ちて苦しむ安倍派の裏金問題で、政権返上するのも、長い目でみたら、令和維新への先駆けとなるかもしれぬ今日この頃である。

幕末には、勝海舟と西郷南洲が肝胆相照らしてなんとか徳川幕府から明治帝政府と看板を挿げ替えて、外患に被れた浪費癖階級の武士を共倒れさせて、西郷が不平士族と共に犠牲になって、毒を以て毒を制すで、日本国再建のために、犠牲となったが、令和の時代に、そのような政治家は皆無にみえる。

しかし、120年前の明治政府も残った連中が私利私欲塗れだったので、結局、軍部が暴走し、大東亜共栄圏というような妄想に憑りつかれ、欧米の植民地政策に負けじと、走狗になって突っ走り、KYとなってアジアに突出して、アジアでも顰蹙を買ってしまい、原爆2発を落とされて、ポツダム宣言受諾というような、世界から、不名誉な民主主義市民劣等国と評価されてしまった。

だからこそ、西郷南洲が最後の武士といわれるのかもしれない。武士が余りに美化され、猪突猛進の戦いを好むお上りさんのように表現されているせいといえるだろう。先を見通して行動するのが武士であり、猪突猛進では命がいくらあっても足りない。

八切史観からわかるように、武士の落とし前というのは、腹を切る前に、経済的な都合をつけてから、死ぬというのが、古来からの武士の情けなんである。死んで、首をくれてやるのは、その首が後世の生活の糧となる、金銭的な価値を生むからである。現代では、この武士の情けも、悪用されてしまうわけで、それでは、武士も死にきれずに、地獄を彷徨うばかりで、死んでも天国には召されないよ。

ただ腹を切って死ねば武士というもんではないよ。それじゃ、田中角栄と同じで現職逮捕されても浮かばれない学ばない現代の汚職無能政治家と同じだよね。犬死だよ。角栄が地獄で待っているよね。

今日も巷の報道をみていたが、口数の少なかったあーうーしかいわなかった大平総理が3人寄れば文殊の知恵とでも言ったのかと思えば、文殊の知恵どころか、派閥ができるなどと、猿山のサルのようなことをいって、派閥を正当化しているから、呆れてしまうよ。

自分の金銭で世話するならまだしも、国民の税金を盗んで手下をつくるのは、どうみても、人間のやることじゃないよね。ここまで日本人は堕落腐敗してしまったかと思うと、情けないのなんの。高齢少子化で滅んでしまったほうが、他の人類に迷惑かけないだけマシかもしれない。日本の政治家のレベルの低さに呆れてしまう。勝海舟の海舟座談ぐらい読めよといいたい。読んでも学ばないなら、長崎のバカ議員のように、頭が悪いとしかいいようがない。

みんなのレビュー:海舟座談 新訂/ 海舟 岩波文庫 - 紙の本:honto本の通販ストア 


海舟は、派閥をつくるのは、海舟座談で、私闘だと述べている。だから、自分は派閥をつくらなかったから、最後まで生き残れた、と述べている。西郷は派閥をつくったから、不平士族の乱に巻き込まれて、派閥のために命をくれてやった、と述べている。

もし、海舟が派閥をつくってたら、薩長の目の敵にされて、首をとられていただろう。西郷は派閥をつくったので、長州の桂小五郎に目をつけられたわけで、長州に追われて、下野してしまったわけである。勝は賊軍なのに、派閥がなかったから、明治政府でも登用されたわけである。

つまり、派閥というのは私闘にすぎない、国に仕えるのではなく、私利私欲の動物の防御本能にすぎない。西郷が派閥をつくっても、名を惜しまず、命を惜しまずの無欲だったので、派閥と共に犠牲になったわけで、派閥を解消していたら、日清日露戦争にまで向かわなかったかもしれない。

同じ失敗を繰り返さないように歴史から学ぶべきなのに、何も学ばない政治家が多いのはどういうことなのか? 呆れてしまうよ。喉元過ぎれば熱さを忘れるかもしれない。いずれにしろ、高齢少子化が進めば、財政破綻して、政府も国も亡ぶのは時間の問題だよね。日本人に生まれ変わるのは御免だよね。

日本人のなかでも捨てたもんじゃないのは、大谷選手だろう。政治家が動物並の頭の悪さに比べて、大谷選手は頭が良いのが契約をみても、よくわかる。以前、大谷選手の移籍の話をチーム名から色々考えてみたが、結局、ドジャースという危険を避けるという意味のチーム名に決まったのは、語呂がいい。

語呂がいいのもあるが、大谷選手は、先をみているようにもみえる。いつまで野球ができるかわからない、という発言があったが、それなら、普通は、金銭に拘るのだが、勿論、契約金の額は大きいが、その大半は税金でとられるわけで、それは評価にすぎなく、金銭は二の次で、野球に集中する修行僧のようにみえる。いまの大谷選手をみていると、邪な心がない、不動心、つまり何者にもよらない自立心というものを感じるのである。

大谷選手のバッティング理論を地上波でやっていたのをみたが、ホームランはバントの延長だというのである。要するに、ボールにバットをどう当てるかに全集中しているというのである。投手の一球入魂を打者にした一打入魂といえるかもしれない。

【野球用語】「一球入魂」とは?意味・使い方・上達法がわかる! | お父さんのための野球教室 (xn--0et88ccz6awh1a.biz)


そこで、人智学から一球入魂を解き明かしてみたい。野球のボールは、いうまでもなく、物質で出来ている。人間でいえば、物質体の肉体である。人間には、物質体を成している肉体の骨格などの上位に、骨格を動かす筋肉があり、筋肉に電気信号などを送る神経がある。人智学では、筋肉を動かす電気信号などのリズムをなす波動をエーテルと呼んでいる。

その筋肉を動かしているエーテルを上位から制御するのが、神経組織などのアストラル体で、それらを自分のものとして、地上に表現しているのが、自我である。日本語で表現するなら、エーテル体は幽体、アストラル体は魂体、そして、自我が霊体といえるだろう。

だから、ボールは死んだ物質の存在にすぎないが、それを人体の肉体と捉えるなら、幽体と魂体と霊体が加わり、まるで人間の動作の一つとして生きている様子が、一球入魂ということになる。そして、そのボールに、打たれないという、自我の個性が、加えられるように、電気信号の波動として、ボールをなす元素や素粒子までに送られるので、ボールに、投手の意志がまるで宿ったような運動ができるわけなんである。

つまり、それが野球神の降臨となるわけである。それになぜ不動心が重要かというと、それこそが、神の平常心で、平和心、太古の大和国が、ヤマトと呼んだ大和の心で、ヤマトとは、古代イスラエルのヘブライ語では、ヤウマトの、ヤハヴェの民という意味をもつ。

ヤハヴェは、日本語で八百万の神で、八幡の神でもある。外国名の、ジャパンの元の名ヤハンにちなんでいる。だから、不動心とは、自我であるヤハヴェ神の信仰によるもので、自分のなかにある自我を信じる、正に自力で、自立心で、キリストが、天は自ら助くる者を助く、と言った、自助力の事なんである。

だから、一球入魂は、自我をボールに宿らすことなのである。自分のなかに、神を降臨させて、その神を、ボールのなかに生命として宿らせることなんである。一球入魂というよりも、一球入霊といったほうがいいかもしれないが。

大谷選手の努力は、自分のなかに神を宿らせる修行なので、到底、並の人間にはできないだろう。少しでも邪心があれば、不動心が揺らいでしまうからである。この不動心を人智学で表現するなら、宇宙のマクロカオスに対して、ミクロカオスというべきものかもしれない。カオスのなかで、素粒子は想念に分解される。いわば真空のエネルギーに身をゆだねる。神智学では、現代科学でいうコズミックダストと呼んでいる。

自分のなかに最高のものがつくれなければ、それを他の者に与えることはできない、というのが宇宙の法則である。健康でないものが、健康を与えられないように、平和でないものが、平和をつくれるわけがない。まずは、優れた心をもたなければ、邪心があるなら、何をしても、他を害するだけなんである。

だから、勝海舟は、政治の要諦は、正心正意であると説いている。まずは自利により、正しい心を自らのなかにつくり、その心の正しい意志を、利他で、与えて説いていかないと、一政策入魂にはならない。政策活動費といいながら、派閥の裏金をつくったり、私物化私腹化するのは、政治家ではなくて、詐欺師のやる事で、誰が見ても、人間失格というべきだろう。

巷の政治に対する愚痴ではなく、本当は、人智学的農業の紹介をしたかったのだが、人間の脳は、実は、ウンチからできているのを紹介したかったのだが、政治家の頭が派閥のウンチ塗れなんで、個性のない裏金塗れで腐り切ったウンチそのもので、その臭い臭いに耐え切れずに、今回は愚痴通しで終わってしまってあいすいません。

次回は真面目に人智学的宇宙学を紹介したいと思います。





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Last updated  2023年12月22日 00時27分51秒
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