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シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

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2024年03月28日
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カテゴリ:神秘体験空間
先週からの巷の大谷騒動は大谷会見でようやく終息に向かいつつあるが、今度は、紅麹騒動が巷を賑わせている。この問題は、改めてパラケルススの箴言「どんなものでも許容量を超えれば薬から毒になる」を教訓として蘇らせる。

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紅麹はそもそも漢方の生薬で用いられていたようで、少し前に、医学で降圧剤として有名になったスタチンの一種のロバスタチンが、紅麹の製薬剤として使われるようになったらしい。スタチンは、高コレステロール血症の治療薬なんで、そのサプリメントだから、当然、許容投与量を超えると毒になるのは当たり前の話である。

大学の医学研にいたときに、スタチンの話は耳にしているし、スタチンのサプリではないが、軟骨のコンドロイチンやらグルコサミン、魚油のDHAやらEPAなどの人体への有効性などの実験を手伝った覚えがある。数十年前の当時は、サプリ云々が流行りつつあったが、怪しいネットビジネスのアムウェーなどもサプリをやりつつある利潤追従の世の中の流れについていけずに、また薬学畑卒ではないので、クスリには興味がなく、当時はクスリといえば、抗ガン剤のほうに関心があったので、人智学から、メラノーマに効くヤドリギ薬、欧州では代替医療となっているイスカドールなどを個人的に探求していた。

生薬となっていたヤドリギを使ってのマウス実験でそこそこ巧くいったのだが、人智学が如何わしいと思われているので、発表しても相手にされないので、そのままボツってしまった。あまりに周囲からも馬鹿にされるので、やる気もなかったしね。そもそも当時のなんでも利益追従の世の中の流れが気に入らなかったせいもある。なんでも物質科学で利潤を求める姿勢に嫌気がさしていたのもある。

話が逸れてしまったが、紅麹騒動は、クスリの飲み合わせ問題の、グレープフルーツと降圧剤のカルシウム拮抗剤の副作用とよく似ているようにみえる。腎臓は血圧の調整をしている器官なので、極端な降圧は、腎臓の負担になり、また降圧剤となっている紅麹の成分が、肝臓からの、なんらかの代謝酵素と反応して複合体を形成してしまい、腎臓の透析効果を弱めてしまう可能性もあるのかもしれない。

薬局で、血圧のお薬とグレープフルーツジュースを一緒に飲んではいけないと言われましたが、どうしてでしょうか|オムロン ヘルスケア (omron.co.jp)

公益社団法人 鳥取県医師会 (med.or.jp)


だから、紅麹を使ったサプリは、降圧剤のクスリとして医師の問診管理下での投薬が推奨されるわけなんである。人体のコレステロールバランスを測定してから、不足分を補う意味で投薬しないと無意味である。「カラダにいい(この表現こそウソ)」からといって、一成分効果を過剰に宣伝しては、嘘や詐欺行為につながるものでしかないだろう。

悪玉LDLコレステロールも人体にとっては必要な場合もあるわけで、善玉HDLによる回復能力があれば、わざわざなくす必要などなく、過剰宣伝が災いを招いた例といえるかもしれない。滅多矢鱈に薬を飲むのはかえって体力を阻むもので、過ぎたるは猶及ばざるが如し、なんである。

大谷騒動といい、紅麹騒動といい、巷には詐欺宣伝メールが横行し、詐欺広告を垂れ流すアホ馬鹿マスゴミが、追求すべき裏金議員問題を放置し、不必要なウソ虚言過剰宣伝報道が跋扈しているので、猶更の、情報リテラシーが必要とされるわけなんである。特に昨今は広告料が減っているのか、なんでもかんでも安易に宣伝し利潤を追求する詐欺番組が多いのも問題である。SNSを批難するどころか、マスゴミも劣化しているのがわかる。

バラエティ番組なのに、中途半端な「カラダににいい」とか権力に忖度した報道がそもそもの間違いなんである。そもそも視聴者もバラエティ番組をエンタメだと思わないで鵜呑みにするのも問題だけどね。どんな薬も麻薬のような依存症にもなりえるのだからね。現にギャンブル依存症の水原ロスで大谷を責めている水原忖度報道依存症馬鹿もいるし。

バラエティ番組はエンタメだけにして、放送大学のような教養番組をみないと、過剰宣伝に踊らされて、騙される日々なんである。放送大学は確かにエンタメではなく、みていても面白くも糞もないが、現代社会の知識を獲得するには持って来いのツールである。情報リテラシーのために、エンタメ番組をみた分を放送大学もみてバランスをとるべきだろう。

放送大学 - Wikipedia


病院にも勤めていた経験からいえば、まぁ低レベルの病院だったので、プライドだけは馬鹿高くて、中身空っぽな奴が非常に多かったし、世間一般と同じで、渡る世間は鬼ばかりだったから、職業は金儲けの一手段と割り切って付き合っていくのがよいだろう。

世の中には詐欺師のようなのが盛り沢山で、前回紹介したように、ルシファーに憑依された某自衛隊出の歴史教育馬鹿老害のようなのがネットウヨ右翼しているので、人付き合いというのは大変ストレスが溜まり、人体に腫瘍をつくりやすくさせ、終いには過労死か、ガンで死んで行くので、適当な見切りどころを間違えると、裏金議員のような妖怪老害ゾンビに変身して、地球紀を落第してしまうので、注意して生きなくてはいけない。

我々地球人の使命は、地球紀をバランスよく生きることにある。地球紀の地球人の課題とは、太陽霊キリストによって与えられた自我を、地球や宇宙の進化に沿って、バランスよく育てることにある。だから、十戒にあるように、自我は宇宙のバランスを保つ、バランスの源なので、そのバランス力を、愛を開発し、育てることにある。他人を騙して自己の利益を上げようとするのは、バランスを乱す素なのである。

シュタイナーは、キリストの自我バランスは、ルシファーとアーリマンの均衡により成り立つと説いているが、紅麹騒動も、血圧のバランス、コレステロールのバランスなんである。というのも、それら人体のバランス、つまりホメオスタシスは、自我の恒常性、永遠性のバランス回復力にあるからである。与えられた自我のバランス能力を、地球上に確立することが、人類の使命なんである。

バランスを保つのが平和で、愛する者を守る秘訣なんである。

だからなんでも食べ過ぎはよくないわけで、食べ過ぎると、人体器官に負担がかかり、処理しきれずに過労死になって、食物アレルギーとなってしまうわけで、パラケルススが言ったように、なんでも毒になってしまうわけなんである。詐欺広告に騙されてはいけない。

我々地球人は、日常の生活からは、物質しかみえないが、それは物質という幻想から、私という自我がつくられているからで、物質という自由の中でしか、自我の自由が得られていないからである。科学的にいえば、線形現象しか測定できないので、線形の自己しか感覚的に捉えられないわけで、それらの濃淡を7つに分解分類しているにすぎない。

地球人は、非線形現象をそのままカオスとして捉えられないから、物質しかみえないわけなんである。いまの地球人の知性では、線形現象でしか、法則をつくりえないし、だからこそ、カオスの非線形現象から、対称性により、自己を分離し、自由にできるわけなんである。

地球人の知性よりも高度な宇宙人、つまり堕天使たちは、カオスの非線形現象をそのまま捉えられる知性をもっている。それが霊感、第六感で、超感覚能力である。予期せぬ出来事が起こる、天災や地震が起こるというのは、この非線形現象を意味するので、今の地球人の線形解釈の知性では、捉えられないわけなんである。

だから、我々地球人は、ルシファーの知性をかりて、物質界を生きているわけで、大谷騒動でいえば、ルシファーに通訳してもらっている大谷選手なんである。非線形現象を線形化しているのが、ルシファーという通訳なんである。ルシファーは、地球人に非線形現象を線形化して与え、通訳しているが、その通訳で、地球人をいわば支配しようとしているわけなんである。

つまり、前回紹介した歴史教育推進者のように、よい日本史を教えることで、生徒を日本史で洗脳しようとしているわけで、その歴史教育者のように、道徳が大切と説くわけなんである。道徳を教えるのに、反対するものはないだろうが、道徳というのは日々移り変わるバランスを保つ能力のことなので、善だったものが、悪にもなるわけで、当人にとっては善であっても、他人には悪にもなる。

当人にとっての自由は、他人への不自由になる。物質界ではそれでよく衝突し、戦争になってしまう。だから、道徳というのは、教えられないもので、キリストのように、実際に行動して、みせるしかないわけなんである。現実世界での良きバランスのとれた行動のみが道徳になり得る。

だから、紅麹のように、当人には薬になっていても、他者には毒となることがあり、良いモノも悪いモノになる。だから、むしろ、悪いモノを良いモノにするのが、教育で、かつての悪しき行為を反省し、良き行為につなげていくのが、歴史教育といえるわけで、教えるなら、過去の悪しき日本史でないと少なくとも意味がないわけなんである。というのは、過去の過ちを認め、反省し、二度と過ちを起こさない知性を獲得するためだからである。日々、知性をアップデートして、問題を解決していかなければならない。

だから、教育は、時代と時代の対話、過去の悪を、未来の善へとつなげる会話といえるかもしれない。人間の心には、この過去の悪を善導する天使、聖霊が眠っていて、それが善天使の良心なんである。過去の悪を善導すると、良心が喜ぶので、気持ちがよく、快適になり、天国にいる心地がして、感激、感動するわけなんである。

悪を善に導くバランス感覚が道徳で、親鸞が説いた悪人正機説である。悪人をそのままに放置するのではなく、悪人を善導するのが、天国の働きという意味である。悪人を更生させ、悔い改めさせるのが、地獄から、天国への道なんである。それには、バランス感覚が不可欠で、物質的な感覚を越える、霊的な感覚が必要というわけなんである。人体のバランスを考えずに、矢鱈と薬を飲めばバランス崩して毒になるのは当たり前の道理で、日本史を美化しすぎると、偽証し、隣人と闘ってしまうのも、同じ道理である。

悪人正機 - Wikipedia

線形現象化として翻訳された通訳を超えた、非線形現象をカオスをカオスで解き明かす知性を獲得するために、シュタイナーの人智学的宇宙進化学を紹介する。

 

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 例えば、アブラハムの物語では、「神」に自分の息子を犠牲として捧げるが、「神」は受け取らない。もし、この拒絶という概念を、霊視すれば、これまで述べてきた宇宙の進化のイメージが再現される。

 アブラハムの犠牲が受けとられ、子のイサクが犠牲になっていたら、もし、「神」がイサクの犠牲を受け取っていたら、イサクに発する古代ヘブライ民族が地球からいなくなっていただろう。

 「神」は、ヘブライ民族を拒絶し、諦めたので、神の勢力圏から、ヘブライ民族を締め出し、神の外の存在にすることで、アブラハムに由来する民族を贈り物として地球に与えた。もし、「神」がアブラハムの犠牲を受け入れたら、「神」は古代ヘブライ民族の活動領域全体を、天界から支配しただろう。

 というのも、犠牲になったイサクは「神」と共に天界に召されたからである。しかし、「神」はイサクを放棄し、ヘブライ民族の進化が地球上で行われるのに委ねた。太古の人類の父祖によって提供された「犠牲」の意味深いイメージを通じて、「諦め」や犠牲の概念が、我々の自我の中に呼び起こされる。

 また、高次の存在による「諦め」、もしくは犠牲の別の例を、地球の進化の中に霊視できる。それは既に前に触れた、レオナルドダビンチの絵、「最後の晩餐」のなかに読み解ける。「地球」と「キリスト」双方の本当の意味を、その本質を目の前にする場面を思い描いてみる。

 その絵が持つ完全な本質のなかに没頭してみる。キリストが「私が父に願って、天使の大群をいま遣わしていただくのができないとでも思うのか?」(マタイ26章53節)と言った福音書の言葉を思い出してみる。

 この父への願いを諦めたことで、「キリスト」が可能だった、父による、この明確で安易な解決法を拒否した。キリスト=イエスが、最後の晩餐のなかにもたらす、最たる偉大な父への願いの「拒絶」、「諦め」の例は、キリストを裏切るイスカリオテのユダが、最後の晩餐会に参加するのを許したときに、生じたのである。

 キリスト=イエスの本性を霊視するなら、その自我のなかに、「犠牲」を諦めたケルビムの本性、つまり時間を「諦めた」永遠不死の存在たちの反映を見るべきである。「キリスト」は、神々が、古「太陽」紀に、拒絶によって、反対者たちをつくったように、ユダが反対者として行動するのを許し、その拒絶を受け入れた。

 このように、この宇宙進化のなかの敵対者たちの出現が、「地球」上の絵画のなかで繰り返されているのがわかる。いま、十二人の真ん中にいる「キリスト」が、裏切り者のユダと共にいるのがわかる。人類にとって不可視の価値をもつ存在が進化に参画するために、「キリスト」は敵対者を、対立する位置に置かなければならなかった。

 この絵が、霊視により深い印象を与えるのは、「最後の晩餐」から、宇宙進化の力強い、受難の瞬間を、再現させるからである。

 「わたしと一緒に同じ鉢に手を入れている者が、わたしを裏切ろうとしている。」(マタイ26章23節)という「キリスト」の言葉を霊視すれば、神々により、相対する位置に置かれた敵対者たちの、地上での反映を読み解ける。





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Last updated  2024年03月28日 21時14分12秒
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