仏陀はハリーポッターで有名な秘教学院の教師だった
ハリーポッターの新作映画がまた上映されるらしい。そのハリーポッターの原型と思われる秘教学院が、神秘学によると、かって黒海のほとりにあるカルキスという地にあったとされている。 「カルキス」でヤフー検索をすると、有名な哲学者アリストテレスの出身地の名であることに気がつかされるであろう。 そのカルキスの地に、秘教学院という秘儀参入者のための教育を行う施設があったという。そこの生徒は、大きく2つに大別され、未来に向け慈悲と愛を教えるための、仏陀が開いた仏教の教えを元に、理解するグループと、未来において、愛と友愛を教えるだけでなく、実践するキリストに準じたグループがあったという噂である。 教師は当時の秘儀参入者からなっていたが、もはや受肉を必要としない霊的存在である仏陀も、精神的教えを生徒に与えていたという。 そこで、仏陀が語った多くのことは、仏典のなかにもみられるらしいが、斬新なところは、秘教としてのキリスト教との融合した教えであったらしい。 端的にいえば、今生での人類が行う業(行為)が、次の転生の行(生への執着心)となり、次生での、自らをつくるものとなるという輪廻転生の法で、だから、この世から解脱し、涅槃に達するためには、今生での業を超えたものを創造し、この宇宙で全く新しい無の創造を行わなければならないというようなことであるらしい。 大概の人間は自己に囚われているので、この世で行うことは創造ではなく、誰かや霊たちが行ったことを真似ただけであり、変化させたことにすぎないので、創造というよりは変化という、いわゆる有色の行為にすぎないという。 有色行為、ただ変化させただけなのではなく、宇宙がいままでに行ってきたことを真似ることではなく、無我の境地に至り、いままでにない真の創造、いわゆる宇宙を生んだ行為や人類を誕生させた行為、そしてキリストが行ったゴルゴダの犠牲の行為のようなものを行わないといけないということを説いたらしい。その愛への犠牲の行為こそが、宇宙の無から生じさせる真の創造だというのである。 そして、仏陀は、当時、秘教学院の教師のままでいると、人類は、現世を唯物論で解釈し、機械的に文明を発展させることに頭を悩ますものと、現世を幻と捉え、世捨て人になって現実をこころみない、貧しい大きな宗教教団に従うもの、の2つに別れ、分裂してしまうので、その原因が火星にあったので、火星において、地球で行ったキリストのゴルゴダの犠牲の行為と同じ行為を行うために、その秘教学院の教師の地位を降りて、火星へと赴き、実際に、火星においてキリストと同じ行為を行ったので、火星は戦争の星から回避され、いまは地球人の死後、精神的なよい仏教の修行場となっているという、信じがたい話がある。 ここにも、宇宙戦争というかの有名なHGウェルズの小説のネタになるべき話が見い出されるのである。 そして、その秘教学院の有名な生徒は、アッシジのフランチェスコであるという。フランチェスコはその秘教学院で教えられた仏教とキリスト教の融合した教えを発展させ、フランシスコ修道会を開いたのであるとされる。だから、フランチェスコの教えは、キリスト教でありながら、仏教のような教えの要素が見い出されるのだという。 実際に、聖書のルカの福音には仏陀の思想が表現されているという。 仏陀は火星においてキリストとなり、そしてフランチェスコはこの世での仕事を終えると火星にて同じような活動を行っているという。 そして、仏陀が火星においてキリストになり、クリスマスが行われるようになり、仏陀の教えの仏教を学ぶために、必ずしも出家しなくても、現世の物質的な生活を送りながらでも、悟りを開けるようになったのだという。 仏陀の火星でのキリスト行為により、小乗(上座部)仏教から大乗仏教へと発展したわけだ! そして、火星でのその教えは聖フランチャスコへ受け継がれ、人間が死んで、まず死者として火星に赴くときに、宇宙の仏教徒となるのだという。 我々人類は死ぬと、この世でのその道徳的功績により、ハリーポッターの秘教学院への入学が赦されるというわけである。入学試験に叶わなかったものは、またこの地球の修行の場へと戻されるというわけである。 つまり、我々は、皆無知で、白魔術(宇宙の創造活動行為:道徳)師として落第者だというわけなのである。