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テーマ:映画館で観た映画(8351)
カテゴリ:cinema
どうせ絶対そのうちテレビでするだろうけど映画館で見たこの作品は、単純で解りやすく面白い映画でした。
官房長官が裏稼業の人と一緒の写真を撮られてアウトのはずが、そんな写真は痛くもかゆくもないとばかりにすごむ場面を見て、 関西電力の役員達が原発自治体から裏金を受け取った事実が発覚してアウトのはずが、役員に居座り続けると宣言するさまを思い出しました。 いやしかし、電力会社の会長や社長が何百万、何千万、何億と受け取っておきながら、「お金を返すと裏金を渡した相手が怒りきげんが悪くなるので仕方なくお金を受け取った」とか、まるでコメディ映画のような言い訳を現実にしているのには呆れてしまう。 「受け取った裏金を(何年もたってから)全部返したので問題ない」といって役員の席に居座る姿は、 万引きが見つかって「お金を払えばいいんでしょう」と言い逃れする犯人にそっくりだ。 さらに、菓子折りの下に黄金を隠していた話にいたっては、もはや時代劇のお話です。 事実は小説より奇なり!というけど、実際に逮捕どころか辞任すらしていないという、まるで映画のような世界が現実の日本だ。 安全だとか安いとか嘘の屁理屈をつけて電力会社が原発を絶対に止めない理由が本当によくわかった。 原発は国策だから、記憶にございません!のような映画の世界ならこういう時に、税金が原資の原発マネーの裏金を長年にわたり受け取っていた電力会社の会長・社長・役員達を首相がバッサリといってめでたしめでたしで終わるのですが、 現実の日本では悪代官や越後屋は、今後きちんと罰せられるのでしょうかね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.10.03 08:17:04
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