カテゴリ:動向
「ESG」とは、Environment(環境)Social(社会)Governance(ガバナンス)を組み合わせた言葉です。気候変動や人権問題など数多くの課題がある社会の中で、企業は環境・社会・ガバナンスの3つの視点で取り組みを行うべきという考えが広く浸透してきており、具体的な取り組みの例として下記があげられます。
・Environment(環境):二酸化炭素排出量の削減、再生エネルギーの使用 など ・Social(社会):職場環境における男女平等、ダイバーシティ など ・Governance(ガバナンス):情報開示や法令順守 など ESGと似た言葉で、SDGsがあります。産業医の研修会で、SDGsの話を聞いてきました。「SDGs」とは「Sustainable Development Goals」の略で「持続可能な開発目標」と呼ばれていて、わかりやすく言うと、「持続可能な世界を実現するために世界が達成するべき目標が示されたもの」になります。持続可能でより良い社会を目指すため、17の目標が定められており、2015年の国連サミットで採択されました。SDGsとESGはどちらも、国連から生まれた言葉という点で共通します。 しかし、SDGsは国連の加盟国が採択した目標であるのに対して、ESGは民間企業を経営する中で取り組むべき課題になります。SDGsは、国連や政府が主体となり、持続可能な世界を実現するためにすべての人が取り組むものですが、ESGは企業が主体となって取り組むことで企業価値を向上させる意味合いがあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 20, 2022 09:13:14 PM
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