青森愛犬美容専門学院

みなさま、こんにちは

本日も、澄み渡る青空と緑輝く草木、色とりどりのお花がまぶしい一日となりました。
私の通勤路もサクラの花からアカシヤの花へと景色を変え、夏が近づきつつあることを意識せずにはいられません。

みなさまはアカシアの花をご存知ですか
花というより木ですよね



しかし、このアカシア、ニセアカシアと言うんだそうです
しかも葉や果実、樹皮には毒性があるんだそうです。
これまたビックリでした。

この白いお花は、食べることができ、天ぷらにするととても美味しいですよ。
そして、アカシアと言うと『はちみつ』ですよね

ミツバチたちが飛び交う季節になったということですね。刺されないように気をつけましょう。

もう一つ、よく目にするようになった花が「ハマナス」です。



ハマナスを都道府県・市町村の花に指定しているところは多く、青森市も例外ではありません
因みに北海道の花でもあります。

このハマナスはビタミンＣが豊富に含まれることから、つぼみを乾燥させてお茶として飲用したりするんだそうです。
私は試したことがありませんが、興味のある方は是非お試しください


さて本日は、これまでに青森愛犬を支え続けてくれた大切なかけがえのない愛犬達の死から感じた事をお話させていただきたいと思います・・・
(※これより先、わんちゃんの遺体の写真を載せておりますので、苦手な方はご注意ください)

最初は、みんなに支えられながら必死に生き続けたねねちゃんのお話。
実はねねちゃんは、生まれた当初は気づきませんでしたが、
目が開く頃になり、障害があることに気がつきました。
かかりつけの動物病院様で診てもらったところ、
無事成長することは難しいのではないかと言われました。
その頃のねねちゃんは、ずっと鳴き声を上げている状態でした。
薬を飲ませると少し落ち着くのですが、それでも苦しそうな鳴き声を上げ、
動きまわっていました


兄弟たちと一緒に過ごしていたころのねねちゃん

その時、青森愛犬では初めて「安楽死」というものを考えました。
そして、みんなで「安楽死」について話し合いました。
結果は「命ある限り、支えること」。でも、今考えてみても、その選択が正しかったのかは
分かりません
ねねちゃんは、持って生まれた人生を全うして、本当に短い人生を終えました。



こちらも兄弟たちと一緒のねねちゃん

次は、開校以来青森愛犬のみんなを支え続けてくれたこまちちゃん・・・
６歳で、あまりにも早すぎる死でした。
こまちちゃんは、いつも一緒にいたピカイチくんと静岡から青森愛犬にやってきました


気品ある立ち姿のこまちちゃん


ばっちりカメラ目線のピカイチくん

年末の猛吹雪の中、外に出たがったこまちちゃん。
気温の低い中外に出て、家の中に戻ってしばらくすると
容態が急変し、そのまま息をひきとりました。



こまちちゃんは、家の中の温かい気温と外の低い気温の寒暖差で
心臓に大きな負担がかかりヒートショックを起こした事が死因となりました。




学院のワンちゃんの死。
「愛犬の死」から、生徒のみなさんは何を感じますか
みなさんは動物のプロとなるべく、この学校に入学したと思います。
ワンちゃんは本当に可愛いです。
損得なんて考えませんから、人間に対し、無償の愛を捧げます。
だからこそ、人間もワンちゃん達を家族のように可愛がります。
しかし、そんな楽しい面ばかり見ているような気がしてなりません。


ママになったこまちちゃん。もずくちゃんがママの背中で安心して眠っています

ワンちゃんも人間と同じ生き物です。命があります。物ではありません。
ですから、いつか死は訪れます・・・
そして、ワンちゃんの寿命は人間に比べ短いですから、
多くは飼い主である人間より先に亡くなることになります。
その現実を、動物に携わる人として、
きちんと受け止めなければならないと感じます



もちろん寿命を全うして亡くなるワンちゃんもいれば、
こまちちゃんのように突然亡くなってしまうワンちゃんもいます。
ねねちゃんのように長く生きることもできず、亡くなるワンちゃんもいます。
しかし、どんなに苦しくともその現実を受け止めることができなければ、
そしてその痛みを感じることが出来なければ
動物に携わる職業人としてやっていくことはできません



だからこそ、日々しっかりワンちゃんのお世話をし、体調をチェックし、異変がないか目を光らせることが重要ですもちろん可愛がることも大切ですが、動物に関わる仕事を天職にするのであれば、
可愛がるだけでは不十分です
たっぷり愛情をかけてあげるとともに、
しっかりお世話や健康管理をしてあげることが必要です

どんなに愛情を注いでいたとしても、実際に愛犬がなくなった後、後悔せずにはいられないと思います。
ああしてあげればよかった、こうすればよかったと考えてしまう事は、決して悪いことではありません。
ただ、少しでもその後悔を少なくするためにも、愛犬のためにできる事をしてあげたいですね
ワンちゃんを大切にするということが、
本当はどういうことなのかを真剣に考えなければなりません。



そして、忘れてはいけないのは人間（自分自身）の思いだけを
優先してはいけないこと
大切なワンちゃんと、いつまでも一緒にいたいと思うのは当たり前です。
しかし、ワンちゃんと時間を共有する中で、自分のためだけではなく、ワンちゃんのためを思って考え思いやることができれば、
それは最高ではなくとも最善につながるのではないでしょうか



生徒のみなさん、これからみなさんは動物達の大きな支えとなる存在になろうとしています。
動物に関わる仕事は、常に命と向き合う事が必要と
されるのですから、死から逃げることは絶対にできません
そのとき、みなさんはどうしますか
ぜひ、そのことを今一度考えてほしいと思っています・・・


本日のモデル犬のご紹介

ポメラニアンのフィンちゃんです
トリミング中は苦手な作業がなく、スムーズに行うことができました
クリクリおめめでじーっと見つめてくれるので、可愛さにドキッとしてしまうんですよ
ピンクのチョーカーもとってもお似合いです



フィンちゃん
またのご来校お待ちしております


​​​​​​​​​​☆*★*☆ご支援・ご協力のお願い☆*★*☆​
ご家庭で不要となったペット用品を、様々な事情の元、動物愛護団体様へ引き取られる事となった、ワンちゃん・猫ちゃん達へお送りし、支援をさせて頂く活動を行っております。
皆様のご家庭にも、使わずに眠っているお品物がございましたら、寄付のご協力をいただけますと幸いです​​​


​​​​今現在も、全国各地で行き場を失った動物達がたくさんおり、長年動物愛護活動をされてきた方々を中心に同じ思いをみんなで共有しながら一つ一つの大切な命と向き合い、未来へと繋げる活動が行われております。
皆様の温かいご協力とご支援をお願い致します
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​​​【​令和５年にお送りさせて頂いた物資の一部と、動物愛護団体様からの「ありがとう」をご紹介致します(^^)】​


お寄せ頂きました物資は、本校のホームページやブログに掲載させて頂き、全国の動物愛護団体様へ責任を持ってお送りさせて頂きます
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【静岡県　その小さないのち守りたいプロジェクト様から頂いた保護っこさんのお写真です】