カテゴリ:アクション(カンフー映画等)
映画「イップ・マン 序章」の作品評価は5点(5点満点)です! 映画「イップ・マン 序章」 作品レビュー「ブルース・リーの師匠の映画」を楽天エンタメナビで見る あらすじ 伝説の映画スター、ブルース・リーにとっての唯一の師匠 として知られる中国武術“詠春拳”の達人、 イップ・マン(葉問)の壮絶人生を、 ドニー・イェン主演で映画化した本格カンフー・ムービー。 その第1作。1930年代の中国広東省佛山。 家族と共に平穏な日々を送る詠春拳の達人、イップ・マン。 その実力と人格で人々の尊敬を集める一方、 彼を倒して名を挙げようとする武術家たちも多く、 心ならずも手合わせをしては、いずれも一ひねりにしてしまうのだった。 ところが折しも日中戦争が勃発、 佛山を占領した日本軍によって家屋を奪われ、窮乏を強いられる。 やがて空手の名手でもある日本軍将校・三浦が イップ・マンの実力に目を付け、 日本兵たちに中国武術を教えるよう迫るのだが…。 ブルース・リーの師匠の物語ですけども、 以前に、グランド・マスターのレビューもしておりまして、 そちらも見ていただけると幸いです。 http://plaza.rakuten.co.jp/acakirafr55/diary/201503200001/ こちらは、 二部構成の前半の物語がこの映画でして、 地元で名を挙げた葉門が、日本軍と試合するという話 反日・抗日の映画だとか言われてましたが、 そもそも武術教官を頼みに行ってる時点で、 それはちょっと違うんじゃない?としか思えません アサシンクリードの名台詞、 「真実は無い・・」という発想で柔らかく考えてみると、 日本軍は、武術師範として迎え入れに依頼しに行ってますし、、、 先に時代背景とかチェックしておきましょう。 葉問(1893年10月1日 - 1972年12月2日)は、 中国・香港の武術家。詠春拳葉問派宗師。 実は、日本に存在する少林寺拳法という武術 本家の少林寺とは内容が異なるとの事でしたが、 そもそも本家の少林拳自体が失われてしまって現存しないそうで、 その開祖である宗道臣という人の過去の情報を見るに、 どうも、突きや蹴りの類はこの拳法じゃないかな?と 少し反れて、宗道臣さんの話を書くと、 >現在の岡山県美作市で1911年(明治44年)に生まれる。 >幼い頃に両親を亡くした為に、剣術家・柔術家でもあった祖父・ >宗重遠を頼って当時の満州へ移住。 >柔道、柔術(不遷流)、剣道などを既に学んでおり、 >満州及び中国各地では日本軍の情報工作員のような任務をしながら >中国武術の達人達から技術を学ぶ。 >当時の中国は武術訓練が規制されており(義和団の乱の影響という) >武術家達は各地で隠遁生活を余儀なくされていた。 >そのため弟子はおろか跡継ぎすらいない武術家もおり、 >自ら望んで学びに来る宗には喜んで指導をしたという。 >その後太平洋戦争直後の1947年(昭和22年)10月満州から帰国 コレ・・ そうですよね?満州 (現在の遼寧省、吉林省、黒竜江省の3省と、内モンゴル自治区の東部) やっぱりなぁ・・とは思ってたのが、 空手は正拳といって拳を水平に突きますが、 少林寺って、目打ちみたいな力を抜いてスパーンってやったり、 左右に体を振って突きの練習をしますが縦拳で突くんですよね。 映画の詠春拳像とはイメージズレますけど、 ほぼ正面を向いた両手による連打拳に見えますが、 拳の威力を出すために、下半身は捻りまくってたり、 上半身も左右に動きまくってるのが実際と思います。 ムエタイみたいなローキックや回し蹴りも無く、 前蹴か足刀だし、大技で三日月蹴り おまけに、立ったままの関節技多かったなぁ・・ まさに、コレじゃなかったのか?という疑問が沸きました。 香港へ亡命した理由は・・ 確かに、 1937年には葉家の全財産は日本軍に接収され、 葉家の邸宅は日本軍の司令部となった。 裕福な名家の次男であった葉問は45歳でいきなり無一文になる。 ちなみに仏山は翌年の1938年に陥落し、日本軍に占領された。 こういう事は史実にありますが、 1941年からは、詠春拳の先生やってます 終戦1945年までの話 1949年、国共内戦の激化、共産党の政権掌握に至って、 国民党の要職にあった葉問は身の危険を感じ、 妻子を残したまま、身分証明書の名前も「葉溢」に変え、 マカオ経由で香港へ逃亡(亡命) つまり、香港へ逃げた理由というのは・・ 中華民国政府率いる国民革命軍と 中国共産党率いる中国工農紅軍との間で行われた内戦 が原因でして・・ 映画の中で描かれている、 ”日本軍ともめたから香港へ逃げた”というのは間違い まぁ、 香港返還後に、中国で新たに作っていくカンフー映画 政治の影響も受けたかな?といったところで、 わかりやすい嘘については、 ある程度、見破れるのですが、 こういうのが続いているとなると困り者ですね。 AIIBの初期メンバーから台湾が外されましたが、 未だそれについて抗議する声も小さく見えて、 世界中が中国の顔色を伺ってるのだろうか、 末恐ろしい話でございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 22, 2015 02:39:14 AM
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