あっき〜2002さんの楽天エンタメナビでの
映画「死者の学園祭」の作品評価は4点(5点満点)です!
映画「死者の学園祭」
■出演者
深田恭子/加藤雅也/内田朝陽/セイン・カミュ/筒井康隆
作品レビュー「原作がしっかりしている」を楽天エンタメナビで見る
あらすじ
赤川次郎の原作を篠原哲雄監督、
人気アイドルの深田恭子主演で映画化した学園ミステリー。
のんびりした校風の私立手塚学園で連続殺人事件が発生する。
演劇部所属の生徒たちが次々と殺人事件の犠牲者になっていった。
そんな中、第1の犠牲者、由子の遺作「青い瞳の天使」の
学園祭での上演許可が、二転三転する。
犯人の狙いは一体何なのか?
部長の真知子(深田)は、徐々に事件の真相に近づいていくのだが……
毎日、学校へ登校する毎に一人ずつ死んで行くのに、
昨日の殺人事件が嘘のように過ぎていく、
倒錯感に陥る映画なのですが、
2000年頃の作品で、アイドル映画の割りにクオリティの高い内容でした
昔は、その年代を代表するアイドルで、
こうした映画を作って時代の代表作的なものが作られてました。
最近は、そういう風習や文化が
失われてしまっているというのも懐かしい要因ですね。
この時代を経て、深田恭子は、
下妻物語とか、富豪刑事とかでイメージが定着し、
アニメのリメイク作品に出まくったりして、
最近は、どうなってるのかよく解らないけど
元々は、水泳が得意な体育系だったとかで、
もうちょっと荒っぽい役柄をしてたような気もしたり
別の人だったかもしれない・・w
映画の中身的には、
これだけ猟奇事件が発生していたら、
休校とか、警察官常駐とかすれば良いのに、
次の日にはリセットされてるっていうのが、
なんとも違和感ありまくりでした。
また、出てくる情報機器が
フロッピーディスクにパスワードがかかっていて、
データベースをハッキングする女子高生だとか、
折りたたむ事すらできないケータイだとか、
ものすごく時代を感じさせるものになってたり
感慨深いものがありますが、
当事のフロッピーに入るDBとかってどんなのっていうと、
恐らく、MDBファイルにパスワードかけてたんでしょうね。
で、読み出した途端
背景つきの文章ファイルという事は、
HTMLで記述されているファイルなんだと思います。
あ~当事に帰れたら、僕もハッキングし放題w
時代の流れが急速過ぎることもあって、
今やスマホですもんね。
2000年より前の社会では、携帯なんて珍しいから、
携帯電話の無い世界ってのに違和感感じてしまうぐらい
過渡期の極短期の世界も、
映画の中には保存されてるもんだなぁ・・と関心しました。
よく考えたら、
ライトノベルとか言われてるジャンル
昔はこういった小説がそうだったんですよね