カテゴリ:邦画
相棒14の放送が始まりました。
初回2時間SPという事で、さっそく観た感想でも・・ 僕的に相棒というのを紹介しておくと、 イギリスかぶれの和製シャーロック・ホームズでして、 警視庁特命係という窓際部署に在籍し続ける、 頭脳派捜査官の杉下右京が、一人で事件を解決する話、 助手というか相棒役が数名入れ替わってきた刑事ドラマ 今回の内容は、 刑務所に幽霊が出て操られた受刑者が殺人を・・という始まり、 そこに、法務省からのキャリアとして警視庁に出向している、 反町隆史が演じる、冠城 亘(かぶらぎ わたる)という、 "か"で始まって"る"で終わるルールは死守w ニュー相棒が捜査を開始しているところに、 謹慎中で旅行に行っていた杉下右京が帰ってくる・・という、 なんか、その辺りはムリヤリお茶を濁した感じでネジ込んで まぁ、スルーしておこう・・と見始めたんですが 新しい相棒はどうなのか?と、 明らかにワンランク上のキレ者像を演出してまして、 体力よりも頭脳で勝負する系の人というのが出てました 今回の事件や映像としての雰囲気を入れると、 不気味な刑務所で起こった、幽霊事件に推理のメスを入れ 思った事が思い通りになる様に、すぐ口を挟んだり まるで明智小五郎 スカイラインの4ドアセダンを自分で運転して乗り回し、 他人の運転だと不安とまで言う拘り方だとか、 容疑者を心理的に懐柔して行くテクニックや、 二人で聞き取りをしておきながら、片方を引き離すテク とか、物凄く空気が読める上に、即実行できてしまう 超機転が利く相棒となっていました・・ 事件のプロット自体が、 刑務所という閉鎖空間における、 宗教とか、洗脳、いじめ、社会の歪み等が詰め込まれたもので、 死んだ受刑者の幽霊に仇討ちを頼まれて刑務管を殺害した事件 浮世離れした独特のプロットが、乱歩や横溝な匂いしまして、 その手口がどんどん紐解かれて行ったのですが 2時間という長い時間で、蓋を開けてみればたったコレだけ・・ という息切れ感もあって、トロトロしてました。 90分ぐらいなら良かった内容だと思います。 歴代相棒を振り返ると、 亀山 薫(かめやま かおる) 脳筋 神戸 尊(かんべ たける) バランス型 IT系インテリ 甲斐 享(かい とおる) 熱血坊ちゃん刑事 インテリ 冠城 亘(かぶらぎ わたる)バイリンガルなインテリ どうも、キャラクター付けとしては、 初代相棒の寺脇康文を越えることが出来ないまま来ていて、 どうしても、相棒役をインテリにして知能バトルさせたい方向 それって、相当頑張ってシナリオ作らないといけませんが、 作ってるうちに、複数の脚本家が書いてるせいもあって、 キャラがどんどん崩壊して行ったのを見てきたので、 これは、長続きしないだろ・・って思いました。 (毎回、事件を選ばなくちゃいけませんし ミッチーの時はIT関連だからパソコン強い=インテリ で、次のカイト君の時は、若いからIT機器に慣れてる感じ そして、今回のソリマチ相棒は、 英語ペラペラで海外にかぶれてるからIT後進国の日本より・・・ そういう匂いがプンプンするんですが、 実際のところ、賢さ・・をバカにアピールするには、 どうしても、そういうわざとらしさが出て来るものなのかな? 相棒13のラストで、 長期に渡って相棒に裏切られ続けてきて、 実はダークナイトは僕でした・・という終わり方をしたので、 今までの洞察力や推理は一体何だったのか?とか、 そういう残念なトドメを刺されてたわけですが、 政治家の鶴の一声で復帰・・とか、強引過ぎるのと、 それを良しとしてしまう、主人公の右京さんが・・ 相棒13の時と別人格 これから起こる事件の入り方で、 絶対ありそうだなぁ・・と思ったのを挙げると、 冠城のプライベートが出てきて体力派アピールし出して、 朝のランニング中に死体発見とかしそうに思います。 あとは、やたらガイジンの女とかと英語でペラペラしてましたから、 まぁ不法滞在や産業スパイ、麻薬関連のネタ で、公安が関わる案件辺りで殉職しそうw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 22, 2015 12:20:21 AM
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