カテゴリ:邦画
映画「昭和歌謡大全集」の作品評価は5点(5点満点)です! 映画「昭和歌謡大全集」 作品レビュー「タイトルに騙されて最高でした」を楽天エンタメナビで見る あらすじ 東京都調布市。 この町に暮らす6人の少年、 イシハラ、ノブエ、ヤノ、スギヤマ、カトウ、スギオカ。 普段はバラバラに生活している彼らは、 儀式と称して定期的に カラオケ・パーティを行うことで繋がっていた。 彼らがそこで歌うのは昭和の歌謡曲のみ。 ある日、睡眠不足のまま町をさまよっていたスギオカに、 猛烈なスピードで歩いて来た中年女性ヤナギモトがぶつかる。 転びかけたスギオカだったが、 無視して歩き去るおばさんのお尻に欲情を覚え、 怒るどころかお茶に誘う。 しかし、ヤナギモトはそんなスギオカを変態呼ばわりするのだった…。 その直後、 何を思ったか、スギオカがナイフで主婦の喉を切り裂く えっ・・ 昭和の歌謡曲にのって、ババアとチンピラが殺し合う。 パッケージも、歌も、全ては殺戮を演出するための計算された演出 原作が村上龍なので、小説自体も超問題作 ALWAYS三丁目の夕日みたいな話かと思ったら、 昭和の歌が流れるとき、拳銃やナイフでどんどん殺して行き 悪乗りがどんどん加速していく、 気が付いたら、 もうあの曲を聴いても殺戮シーンしか思い浮かばない。 2000年代に作られた映画なのに、 西部警察や大都会を思い起こす、昭和アウトロー臭 俺達の思い出を返せ! そして、 どうもありがとう! おかわり! 劇中に登場する昭和歌謡は ・恋の季節 ババアのぞいた余韻で歌うシーン ・星の流れに 葬式で合唱 ・チャンチキおけさ ババアの原付騎馬槍アタック ・有楽町で逢いましょう 金物屋のオヤジがフランク永井を歌うババア嫌い ・白い蝶のサンバ ババアがスナックでカラオケ ・港が見える丘 トカレフでババア弾くシーン ・錆びたナイフ 古田新太がカラオケ ごっつ下手に歌う ・アカシアの雨がやむとき ロケットランチャー ・骨まで愛して 変態コスチュームで熱唱 ・君といつまでも 核爆弾製造 ・また逢う日まで エンディング ちなみに、 ババアは全員、下の名前がミドリです。 最初にBBAの犠牲になったスギオカは、 仲間にも、後から実はキモイとか思われてる どっかで見た事があるようなカスで、 少々コミュ障だった様子、 2002年の映画ですけどww ゲームの専門学校に通ってて、 帰り道に必ず立ち小便を垂れる 神経質なオタクみたいな奴だったが、 そいつの立小便してるタイミングを見計らって、 ババアが原付乗ってダスキンの棒の先にナイフつけて特攻 北斗七死騎兵斬みたいでカッコ良かった 首グサァ、血と小便撒き散らして死亡 そこで、昭和の歌謡曲ちゃんちきおけさが流れる・・
シュールです、笑ってしまいます。 淡々とドラマは進むが、 その先には、やられてはやり返すという、 カラオケ好きの主婦vs若者の、血で血を洗う復讐合戦 初めて人を殺した途端・・ それを誰かに話して自慢したくなるという衝動 この腐れ外道な土人達 なんだかんだ、互いに無防備で、 相手の情報がポロポロ出て来る度に、 殺れるか?って希望を抱いてしまう辺りがまたカスで、 イタズラのノリが、どんどんエスカレートして行って止まらない そして、原田芳雄登場・・・ もう、このおっさん出てきたらロクな事にならないww ○○ありますか? ・・・・・ ・・・・ ・・・ ・・ あるけど?どうすんの? wwwww 何回観ても笑えるww 人殺しがこんな面白いなんてどうしたもんか・・ 軍隊でも警察でも無い、 ただ衝動に従って人を殺したくなって、 拳銃買いに遠出する・・ なんて素晴らしい青春なんでしょう。 トカレフかぁ・・ 昔は、実際に日本に流れてきてるから、 モデルガンや、エアガンとして作って販売してはいけないか、 そういう理由で自粛していたロシアの拳銃で、 共産圏で生産されているため中国製のヘイシンなんかもある 昔は、 ガンショップに行くと、グロックに次いで発売ありえない銃
ところが、 最近はどうやら売ってるみたいで、 よくよく考えてみたら、 AKのライフルはよく売られてたわけだし、 トカレフぐらい良いかな 日本で出回って、やばいと言われたトカレフだと、 中華製の黒星という事になりそうな気もするけど、 映画の中では、トカレフについてちゃんと、 トカレフと言ってもコレは中国産で、 命中しないから、近づいて頭につきつけてぶっ放すとか もはや銃として使うのではないような扱いw それがまた、この映画の狂気を+してて良かった。 エアガンの市場も、最近は15年前とは変わって、 中華電動ガンだとか、 下手すると、実銃メーカーが乗り出して作っている 日本の玩具の工芸技術は凄いんだけどもね・・ 安全基準について日本では1J(ジュール)規制というか、 サバイバルゲームのフィールドに行くと、 実際にはそこから更に下げて、0.9J以下とかの規制や、、 屋内なんかのシチュエーションに合わせ0.8Jという、 怪我人が出たら大変なので、厳しい数値になっている。 そこに、輸入中華電動ガンが入ってくると、 ピストンをフルストロークさせたら、1J超えてしまう なので、国内向けにバネを切ったり加工したりして、 安く売ってたりするんだけど・・ これが、また・・元々だろうけど当たり外れもあって故障も多い 僕がスプリングフィールド欲しくて見に行ったら、 M14のガスブローバックが売ってて、 安かったので、それを買ってみたんだけど、 確かにガスを入れたらよく動くんだけど、 狙撃銃なのに威力に凄いばらつきがあって、 おまけに、ブローバックも、バキンバキン危険を感じる音 もしかすると、自分で調整し直したりして、 まともに飛ぶように整備なんかしたりとかして、 周囲の気温や、発射間隔とかまで気にしないといけない? とかいう、 全てがマイナス方向に性能アップしていて、 実用では使えないけど、 自宅とかで射撃楽しんだり、弄くるならコレだな・・ という愛着も出てきました。 日本は平和ボケのノー拳銃社会ですから、 こういう銃とかも、手入れしなくても弾が当たるとか、 そう感覚的に思っちゃってるんですよね、 弓とか手を出すようになってわかったんですが、 それなりの威力のものを飛ばすのって大変で、 しかも精密射撃ともなると、相当苦労します。 ダーツや投げナイフとかは、 練習さえすれば、それなりに当たるようになって行きますが、 練習しやすいだけに、相当シビアな目標を立てて、 何十回投げないと身につかないみたいなのと、 投げるものが一定の同じ形をしていないと、 同じようには飛んでくれないものなんですね、 こういうのにハマると、奥が深すぎるなぁ・・って気がしました。 ちなみに、この映画に出てきた イシハラとノブエは、村上龍の2005年の小説 「半島を出よ」に再登場 生きてたんかいっwww
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Last updated
June 26, 2016 09:33:32 AM
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