カテゴリ:会長日記
人間は好きな仕事ならば、どんな苦労も厭わない。そして、どんな苦労も厭わず、努力を続けることができれば、たいていのことは成功する。
つまり、自分の仕事を好きになるということ ― この一言で人生は決まってしまうと言って過言ではない。 いい仕事をするためには、一心不乱に脇目もふらずに仕事に打ち込み、心と身体ごと、仕事を好きになってしまうのだ。 いわば仕事と「心中」するくらいの深い愛情を持って働いていくと、人は皆、幸福をつかむことができるのだ。 充実した人生を送るには、「好きな仕事するか」「仕事を好きになるか」のどちらかしかないのです。しかし、好きな仕事を自分の仕事にできるという人は、「千に一人も」「万に一人」もいるものではありません。 また、希望する会社に入社することができたとしても、希望する職場に配属され、希望する仕事に就ける人など、ほとんどいないはずです。 大半の人は、人生の門出を「好きでもない仕事」に就くことから、スタートすることになるのではないでしょうか。しかし問題は、多くの人が、その「好きでもない仕事」に不承不承、従事し続けていることです。 与えられた仕事に不平不満を持ち続け、愚痴や文句ばかりを言っている。 それでは、すばらしい可能性を秘めた人生を、あたらムダにしているようなものです。何としても、仕事を好きにならなければなりません。 「与えられた仕事」を、まるで自分の天職とさえ思えるような、そういう心境にしていくことが大切なのです。「仕事をやらされている」という意識を払拭できないうちは、働く「苦しみ」を逃れることはできません。 自分の好きな仕事を求めるよりも、与えられた仕事を好きになることです。自分の好きな仕事を求めるのは、「青い鳥」を探しているようなものです。そんな幻想を追うよりも、目の前の仕事を好きになるのです。 好きになれば、どんな苦労も厭わず、努力を努力と思わず、仕事に打ち込めるようになる。仕事に打ち込めれば、おのずと力がついてくる。 力がつけば、必ずそれなりの成果が生まれる。 成果が出れば、周囲から評価される。 評価されれば、さらに仕事が好きになる。 こうして好循環が始まるのです。まずは、自分の強い意志で仕事を好きになる。 他に方法はありません。そうすることで人生は実り豊かなものになっていくのです。 合掌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021/07/08 10:30:18 AM
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