カテゴリ:オーディオ、ちょっとビジュアル
ウィルソン・オーディオのSystem(WATT+PUPPY)シリーズといえば、言わずと知れたロングラン・ハイエンド機で、オーディオマニアなら聴いたことがない人はいないんじゃないかと思われます。 今般、ダイナミックオーディオ5555 4F H.A.L.3 にSystemシリーズの最新機、 System8がお目見えしたので、早速出かけてきました・・・といえば聞こえがいいのですが、実は I neglected my duties ら、そこに話題のSystem8があったんですよ ちょうど試聴翌日にH.A.L.3 島さんからメルマガが送られてきて、それによると System7との違いは
だそうで。詳しくは島さんに聞くか、webで調べるか、各オーディオ雑誌でも読むべし。 現場にはSystem7も置かれていましたが、パッと見ではその違いは、ダブルウーハー部分のくり抜きが8角形だったのがきちんと丸くなっていること、横幅がSystem8の方が微妙に大きい(2cm幅広らしい)ことくらいでしょうか。8角形好きだったのに。 後のお客さんのためにアナログプレーヤーを試聴中だった島さん。それに便乗して、 アナログ中心での試聴となりました。しかもポップス&ロックのみ。不思議なピーチパイ/竹内まりやを聴きながら、System8の低音に関して語り合う二人。エージングは 約200時間らしいですよん。
さて。その感想はSystem7と比較試聴したわけではないので、あくまでも脳内印象/記憶比較となります。 例えば過去のSystemシリーズと比べてみれば。 今回の試聴記でもなんでもいいんですが、BlogやHPにアップするためにまとまった文章を書くじゃないですか。不思議なもので、短時間で書ければ書けるほどいい内容で す。変に練らない、凝らない方がよい。そして書き上がったら速アップする。その方が真実味というか勢いが感じられるんです。そういう音がSystem5。言いたいこと、少なくとも印象に残ったことはもらさず記してる(再生してる)。 次に。というか、通常ワタシは書き上がったら速アップはしません。同じ言い回しの繰り返しとか、主語がないところに主語を入れたり、句読点を打ったり、そういう部分を推敲するんです。その方が読みやすいし、独りよがりにならずにわかりやすい。 しばらくして読み返すと、書き忘れたことがあったりして。そう、不思議と書き足らないところが出てくるんです。じゃぁ書き足せばよいかというと、必ずしもそうでもない(Blogでは書き足しちゃうけど)。間をおいた追記はどうしてもフィクションっぽくなっちゃう。面白く読ませるテクニックの追加といってもいいか。それがSystem7。文学調からコミック調への変換というのは言い過ぎとしても、少々の勢いは戻ってきたかも。ただしこれはうまく付与され加速したもので、System5の生来の暴れん坊チックな勢いとはちゃいます。 んでだ。System8はやっぱりより戻しがあったっぽい。つまりはより洗練され、エレガントに、万人受けする方向にすり寄ったような、そんな印象はあるねぇ。基本的な血脈(例えば文章ならば、その人の持つ言い回しだとか、クセだとか)は変わらないけど、さらりと受け流すことを覚えたか? System8! 仕事ができるヤツは大体こんな感じだ。勢いはないが安定感とテクはある。 しかしこうやって聴いていくと、Systemシリーズもver.5で一応の完成は見ていた気がするな~。それに文章だって直せば直すほどうまくなるかというとそんなことないわけで、気が早いけどSystem8の後継はもう(既に、か?)、微修正のような気がします。 さて、スピーカーの聴き方が変わってきた話はJeyさん宅訪問記に書きました。今回の System8に共鳴したかというと・・・ふっふっふ、秘密です。でも買ってハズレがないスピーカーだと思いました。
今回の文章は一晩おいて、二回推敲してます。つまりはSystem6チック。さぁどうでしょう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 21, 2006 11:51:42 PM
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