この夏から始動した「家中のコンセントに並列型ノイズフィルター付けたろかプロジェクト(仮」ですが、途中経過をご報告します。
不要な電源をブレーカーから落とし、ノイズスニファーで確認しながら、Quiet line(クワイエットライン)と並列型ノイズフィルターを各コンセントに付けていきました。9/29現在の総計はクワイエットライン14箇所、その他の並列型ノイズフィルター16箇所。
洗濯機や電子レンジ、冷蔵庫等の3Pコンセントから、ウォシュレット、水槽の蛍光灯、PC周り、廊下、洗面所、その他諸々で各部屋平均3個くらいずつ対応したのですから、それくらいの数が必要です。もちろん回線が別のオーディオルームも。
(9/12のBlogで「日中は家全体でQuiet line様ラインフィルター4~6個で、ノイズスニファーが無音になる」なんて書きましたが、甘甘でしたm(_ _)m 夜は全く別物。)
まぁ、電源周りのノイズとは思った以上に頑固なものですね。30箇所の空きコンセントに対応してもそれで十分なのかどうか、非常に疑問です。
それでも、(蛍光灯を付けても)家全体でほぼコンセント・ノイズ0とした状態と無対策(つまりは並列型ノイズフィルター0)での比較を行いました。電源対策は手段が目的になりがちなので、やはり「音」を確認しないとね。
聴いて、家中の並列型ノイズフィルターを抜いて聴いて、また刺して、ですのでせわしかった^^ メモしておかないと場所も忘れるっちゅうねん^^
実は一カ所二カ所の対策ではその差はまったくわかりません。ただ、それが30カ所ともなると明確な差が出ます。具体的にはSNが全く異なり、奥行き方向に見通しがよくなるんです。やせ細るのではなく、垢が落ちた感じのすっきり感。
雑誌なんかは、クワイエットラインやノイズハーベストといった商品を、1個刺して音質評価しているんだと思いますが、そんな程度で文字にできるほどの差が出るとはとても思えませんな。
これは元には(無対策時には)戻れんなぁ![大笑い 大笑い](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/a002.gif)
今後は無駄を承知で一度過剰に/徹底的に対策し、それから間引いていく作業に入ろうと思います。今の時期はエアコンも使っていませんし、季節によっても電源環境は大きく違うので(というか、遠赤ストーブやエアコン、加湿器がONになる冬の電源事情でどうなるかが知りたい)、検証には何ヶ月もかかるでしょう。