LINN PURiFiの公表スペックは以下。実測か?
- 入力インピーダンス 22.5Ω
- 出力インピーダンス 56Ω
- 推奨ソースインピーダンス 300Ω
- 推奨負荷インピーダンス 7.5kΩ
- コモンモードノイズ除去率 可聴帯域において90dB以上
- 周波数特性 10dB〜40kHz ±0.05dB
- 歪み率 0.1%以下 @50Hz
積んでいるLUNDAHL LL1527の公表スペックはこちら。
なんか照らし合わせると,PURiFiの公表スペックが間違っているような気もしますね(苦笑
PURiFiを入れてもゲインが上がることはない(むしろiPhoneで測ると1dBくらい下がっている)ので,Serial-serial接続でしょうか。
Rushmoreの入力インピーダンスは20kΩのようです。LINNの推奨インピーダンスとは離れています。あまり影響のない範囲と思いますが,スペック厨的に言えば高域が持ち上がり低域が早めに落ちるか。
聴感上はそういう傾向は感じません。いや,高域の力強さ/厚みはPURiFiのおかげかもしれません。
実はメリットはそれよりも音像のでき方にあります。PURiFiを通すと,背景から主役が一歩前に出てきたかのように前後が離れるのです。しかもものすごいはっきりと 今でも十分な再現性があったのに,それが二次元だったと感じるくらい。加えてエンクロージュアが鳴き響きの多いRushmoreでも音量を上げた際(CH Precision C1で-11dB以上),響き過多を以前より感じません。雨上がりの景色のように,音場が澄んで見えます。これは今までにない変化だ。。。
そんな感想を抱く自分が信じられずに,日を変え曲を変え何度も何度も試しましたが,本当に残念なことに「良い」です。
(続く)