炎の英雄シャープが気になる今日この頃
明後日の土曜日の夜、銀座で友人の結婚お披露目お食事会がある。昨日の朝の事。何を着て行こうか、さすがにユニクロのフリースじゃまずいだろう、どれ、久々にスーツでも着てみるかと、営業時代のスーツ2着をタンスから引っ張り出し、試着。案の定、この1年で急成長したボテ腹が邪魔をして着れなくなっている。いや、着れる事は着れるのだが、パツパツでちょっと息苦しい感じだ。私としては、まぁ披露宴じゃなし、お食事会だし、夜だし、友達なんだから、これでいいか、と思うのだが、妻の奴が猛反対。「春には息子の入園式だってあるんだから、この際、一着買っておいた方がいい」と主張。「人を格好で判断するんじゃない。あの中村雅俊だって、昔はジーパンとゲタで結婚式に・・・」と屁理屈をこねるが、途中で言ってて馬鹿馬鹿しくなり、従う事にする。国道を渡って、紳士服の青山に行く。午前10時過ぎ、客は我々のみ。着るモノに興味が無く、フォーマルでもカジュアルでもない、普段からみすぼらしい格好の私は紳士服の青山でも充分緊張する。ジャンケンで勝ったか負けたか、若い女性店員が向こうからニコニコしながらやって来る。『何か、お探しですか』入園式とお食事会の事を打ち明ける僕たち。『それでしたら、これとか、それとか・・・』と、何着か、袖を通される。正直、色や形など、どうでもいいのだが、気になるのは値札。どれも¥49,000、である。「あの~、言いにくいんですが、もっとリーズナブルなモノを求めているのですが・・・」とボク。『でも、こちらのコーナーは何と、2着目が¥1000なんですヨ』「な、何ですって!?2着目が、たった¥1000ですと!?」と、仰天。こりゃ、2着目買わなきゃ損しちゃうぞ!と、妻といきり立つが、すぐ冷静になる。あやうく、引っ掛かりそうな所だった。スーツは何かあった時にしか着ないので、今は一着で結構なんです。ええ、また腹が出るかも知れませんし、逆にやせるかも知れませんからね。いや、春モノのコートも不要なんです。ええ、礼服は春・夏用しか持っていませんが、秋・冬用は今は要りません。ええ、誰かが寒い時に死んだら、その時、また伺います。いや、セーターは持ってますのでどうぞご心配なさらないで下さい、お気持ちは嬉しいですけどね、というように、お互い、攻防の火花を散らしながら、¥38,000、\28,000、と各コーナーを巡りながら、ようやく¥18,000のコーナーまでたどり着く。「じゃあ、これにします」と一着ようやく購入。それにしても、コレ、一人で行ってたら、最初の¥49,000のを買わされていただろう。会計時、210円増しで、胸の内ポケットの所に刺繍を入れてくれるというので、古書窟 揚羽堂とリクエスト。午後、文化放送の吉田照美のやる気マンマンにご存知、【ソフビクルーザー・コスモナイトα(アルファ)】が2度目の登場。AMラジオの電波が極めて悪い事務所の中で、スピーカーに耳を押し当てながら、なんとか、Y先輩の声を聴く。いやぁ~感動でした。