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テーマ:60年代米国音楽(323)
カテゴリ:スカ・レゲエ&ラテン音楽
“One Note Samba/Spanish Flea” by Sergio Mendes & Brasil 66 1966 セルジオ・メンデスさんが9月6日に亡くなりましたね。享年83。ご冥福をお祈りします。 以前セルジオ・メンデスについてちょっと書いたのが2005年のことでした。 2005年1月31日の日記 (セルメンの『君に夢中』)を暇な時にお読みいただければ幸いです。 で、上記の中で『君に夢中』のことをあれこれ書きましたが、当時のセルメン物でもう1曲といったら、“One Note Samba/Spanish Flea (ワンノート・サンバ/スパニッシュ・フリー)” ですかね。 この曲はジョビンの『ワンノート・サンバ』とハーブ・アルバートの『スパニッシュ・フリー』を文字通り合体させた曲で、そのアレンジの見事なことには驚かされます。 セルメンさんは『ワンノートサンバ』だけでは物足りなかったんでしょうか。 元々があまり抑揚もなく、文字通りワンノートを繰り返すのが特徴の曲なので、何か付け足したくなったんでしょう。そこで思いついたのが『スパニッシュ・フリー』なんでしょうけど、そういえば、これの入っているアルバムタイトルは、正式には “Herb Albert Presents Sergio Mendes & Brasil 66” だっけね。 ハーブ・アルパートって A&M の重鎮だったわけで、彼が大々的に売り出したバンド、セルジオ・メンデス&ブラジル66のレコーディングに口出し、いや、アドバイスなどしたかもしれませんね。「『スパニッシュ・フリー』のあのリフを付け足してみたら」なんてね。 そのようなことを想像しながら聴いてみましょう。 “One Note Samba/Spanish Flea” by Sergio Mendes & Brasil 66 1966 ついでながらティファナ・ブラスの『スパニッシュ・フリー』です。 “Spanish Flee” Herb Alpert & Tijuana Brass 1965
********** 9月7日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。 1. エデンの東 (ビクター・ヤング楽団) 2. My Generation 3. The Kids Are All Right (以上, The Who) 4. The Most Beautiful Girl in the World (Sonny Rollins) 5. Happy Together (The Turtles) 6. Red Sails in the Sunset (The Platters) 7. Nothing from Nothing (Billy Preston) 8. September in the Rain (Brenda Lee) 9. Kid 10. Don’t Get Me Wrong (以上, The Pretenders) リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。7.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。1.はこの日が作曲家レナード・ローゼンマンさんの生誕百周年(1924.9.7生,2008.3.4.没)で。2.&3.はこの日がキース・ムーンの命日(1978.9.7没,享年32)で。4.はこの日がソニー・ロリンズの誕生日(1930.9.7生,94歳)で。4.&5.は放送が休止になった8/17がケヴィン・ローランドの誕生日(1953.8.17生,71歳)で。8.は今月の歌『セプテンバー・イン・ザ・レイン』。9.&10.はこの日がクリシー・ハインドの誕生日(1951.9.7生,73歳)で。 以上です。次回もよろしく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.13 01:00:32
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