カテゴリ:小説すばる2021年
小説すばる 2021年7月号
地図と拳 第十八回 小川哲 そもそも自分たちは今、 「人間」なのだろうか・・・。 南京戦線で中川は 自身に問いかけていた。 (小説すばるより転載) 話が難しくて、内容があまり理解できないのですが、 中川の部隊が南京戦線へ向かう行軍描写が凄まじく、 ものすごい迫力があります。 過酷な行軍、激しい戦闘、 続く空腹と、簡単に訪れる死。 人間が人間でなくなる状態。 これが戦争なんでしょうね。 この行軍の話を読むだけでも この小説の価値があるのではないか、 と思わせてくれるほどの印象深さです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月12日 18時49分31秒
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