ワイン道　～旅の途中～

今回はワインではありませんので悪しからず。

世界5大ウイスキーの一つに数えられる我らがジャパニーズ・ウイスキー
ニッカ・サントリーをはじめ、大小いくつかの蒸留所があります。
その中でも、一際マニアックかつ人気の高い銘柄が今回のお題。

ベンチャーウイスキー社が手掛けるイチローズ・モルトです。
有名なカードシリーズやリーフラベルなど、意欲的な作品が多く、生産量もごく少量。

信濃屋

【ジャパニーズウイスキー特集】イチローズモルト　MWR　(200ml)【a_2sp0420】
サントリーの山崎でも注目を集めるミズナラ樽を使用した作品。
表現力が乏しくて恐縮ですが、淡い・スムース・エレガント。やや個性に欠ける印象。


【ジャパニーズウイスキー特集】イチローズモルト　ダブルディステラリーズ　(200ml)【a_2sp0420】
こちらは、二つの蒸留所の樽をブレンドしたピュア・モルト
リーフラベル3種の中では抜群のバランスを感じる作品。
スパイシーさと甘やかさの複雑な感じ、アルコールの広がり、堂々たる正統派。


【ジャパニーズウイスキー特集】イチローズモルトワインウッドリザーブ　(200ml)【a_2sp0420】
ウイスキーを赤ワイン熟成に使用した空き樽に詰めた作品
アタックは濃厚であるが、広がりは柔らかく余韻は穏やかに伸びてゆく。
マイルドだが、味わいの複雑さもある。ウイスキーの重要項目『樽』の違いが良く分かる。


上記3種はいずれもアルコール度数46
ノンチル・ノンカラー（たぶん）
ワインはじめ嗜好品において比較試飲は素晴らしい体験であり、
一日にして大幅な経験値のアップにつながる。




続けて、
カードシリーズの比較試飲へ…　　次回エントリーにて