|
カテゴリ:経営 編
台風前にやっておきたい風対策。K
台風による強風や暴風による被害の目安です。予報などによる最大 瞬間風速が25メートルを超えると、樹木の倒壊や、屋根瓦の飛散、 さらにはシャッターの破損が始まります。 というわけで、農業に関する強風や暴風対策ですが、露地栽培では ■ 防風網や棚といった施設の補強 ■ 飼料では、倒伏を防ぐ意味で収穫期の近いものは収穫する ■ 果樹では、とくに苗木や幼木の枝を支柱にしっかり固定する といったことが大切となります。 また施設栽培では、 ■ 被覆資材が破損しないよう、周辺の片付け・清掃をする ■ ハウスバンドを止めている番線・杭を確認する ■ ハウスの出入口の隙間に被覆資材をあてて密閉度をあげる ■ 大型ハウスや連棟ハウスでは、換気扇の点検をしておく といった対策が考えられます。 そして台風の影響がそれほどないと考えられる地域でも、とりあ えずはビニールハウスのバンドの緩みや被覆資材のめくれなどだ けでも点検・整備しておきたいところですね。 と、対策は書きましたが、竜巻注意報が発令されたら話しは別。 風対策の補強作業中ではあっても、ただちに作業を終了され、ま ずは身の安全を確保されてくださいね。 いじょう、北上する台風の風対策に関するおはなしでした。 増水対策は こちら 。 「対策をやっても、あまりの強風雨にまったく効果がない」 こともあります。時間を割いて対策をやっても、「台風がコー スをはずれる」ことも、もちろんあります。 しかし最善を尽くすのは、作物をつくる農業者としての、ある 意味“義務”。大被害を受けたとしても、最善を尽くしている なら、納得できる〔あきらめもつく〕というものです。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 30, 2013 11:58:03 AM
[経営 編] カテゴリの最新記事
|