|
カテゴリ:こんな肥料の使い方
樹勢回復には、液肥の“かん注”という手もあります。K
定植後の2度にわたる10月の台風の影響による日照不足、さらに は樹勢がもどらぬうちの寒さや高温襲来という 天候の不順つづき が原因で、ハウス作物の調子がでない という質問よくいただきます。 そんなときに むかしからよくお薦めするのが、液肥の“かん注”です。 再掲載となりますが、よろしかったら。 ↓ これが “かん注機”と“かん注”を している様子になります。 ![]() 液肥の葉面散布や薬剤をかけるときに利用する動力式噴霧器に“かん 注機”を 取り付けて使用しますよ。 持ち手のところについているレバーを引くと、高圧圧縮された液肥が 空気といっしょに噴出されるという仕組みになっています。 したがって 作物の植えられている畝に“かん注機”を差してレバー を引くと、根の近くに液肥と空気を届けることが可能になるというわ けですね。 こちらは ピーマンハウスでのかん注施肥 のようす。 ![]() こちらはミニトマトハウスでのかん注施肥 のようすとなります。 ![]() 今回ご紹介した 畝のなかに局所施用するという かん注施肥の利点 ですが、 ● 作物の生育を揃えることができる〔量を加減することで〕 ● 地温を低下させない〔通常の液肥かん水施用に比べて〕 ● 肥料を節約できる という具合になります。 使用した液肥は、多木化学の有機液肥3号。6―8―4という成分割合の リンサン成分がおおい、いわゆる山型の液肥となります。ちなみに、こ のお二人の栽培者さんの場合は、有機液肥3号の100倍液を使用され ました〔試される場合の倍数についてはご自分で確認しながら試されて くださいね〕。 ![]() 液肥の種類を、マグネシウムやリンサンの多いものに変える ことで、“悪伸び”している樹を抑えることも可能になりますよ。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 17, 2014 03:46:41 PM
[こんな肥料の使い方] カテゴリの最新記事
|