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テーマ:ニュース(99411)
カテゴリ:雑感
ある女性タレントが言ったとかいう「羊水が腐る」発言が物議をかもしているという。
これってそんなに問題発言なのだろうか。 羊水云々といったって、しょせんは医学のシロートの女の子の発言。 これを気にする高齢の妊婦さんっているわけないと思うのだけど。 それに、羊水にはふれなくても高齢出産に問題があるといった発言は、今までだって多くの人がしている。そうしたものは問題にされなくて、このタレントさんの発言ばかりをバッシングするのはどうみても不公平である。 社会的な影響度とか多くの人に無用な不安感や不快感を与えるという意味では、このタレントの発言よりも、「母乳で育てないと母子の絆ができない」とか「人口栄養は非行や家庭内暴力の原因になる」といった専門家の言の方がよほど問題ではないか…と個人的には思う。 ※ 全国で相当な規模で増え続けている棄農地や廃村。 一方では都市に群れをなすホームレスやニートの中年。 なんとかこれを結びつける手立てはないものだろうか。 農という原点に回帰することで、人生を再起できる人って多いのではないだろうか。 またこんなことも思う。 最近では、広い家で一人で暮らす高齢者も増えている。 さしあたり介護を要するというほどでもないが、火災や防犯も不安だし、孤独死という可能性もある。 そして一方では住居を確保できず、ネットカフェで暮らす若者達。 低廉なアパートがないのなら、そうした高齢者の中で部屋の一部でも住居に貸すなどのことはできないのだろうか。 まあ、アパートならともかく部屋を貸すというのは相当の信頼がなければならず、無理なのかもしれないけど。 ※※ 「古事記」を読んでいる。 実はこれ愛読書で小中高と別々の翻訳バージョンで3回、古典そのままで読むのも二度目である。 そして読むたびに発見がある。 いずれ感想は別に書くつもりだが、最初の1文からして興味深い。 「あめつち初めておこりし時に高天原になりませる神の名はあめのみなかぬしの神」。 春日宮司の葉室氏の著書にもあったように、これって150億年前のビッグバンのことをいっているとしか思えない。 やはり宇宙の生成についての直感をそのまま口伝えにしたのだろうか。 天御中主の神の後も次々と神が生成して神代7代へと続く。 その天地6代目の神には「おもだるの神」と「あやかしこねの神」。 この「おもだるの神」については、注を読むと「今日残存する性器崇拝の形象化されたものからも男根の様相に対する賛美による命名」とある。 学者の方ってこうした議論をいったいどんな顔でしているのか、ちょっと興味深い。 ちなみに今読んでいるのは新潮日本古典集成で西宮一民という方の注釈である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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