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テーマ:ニュース(99486)
カテゴリ:マスコミ
覚えているだろうか。
強盗に赤ん坊を殺害された若い母親が自殺した事件があった。 夕刊紙によると彼女の遺書にはマスコミ批判があったというようなことが書いてあったが真相はどうなのだろう。 事件の被害者などが、たとえマスコミ批判をしたとしても、その声をマスコミが報道しない以上、なかなか世の中には知られない。 そうだとしたらマスコミの人権侵害というのは思う以上にはるかに多いのかもしれない。 ※ 沖縄で米兵に暴行された女子中学生が告訴をとりさげたという。 マスコミは例によって「ネットの中傷」等を問題視しているが、本当にそれが告訴取り下げの背景なのだろうか。 ネット中傷がよいとは思わないし、ネットといえども被害者などに対する心無い言辞はつつしむべきであろう。 しかしこの事件で被害者に対する中傷的言辞は某大週刊誌も弄していたし、それ以前にマスコミによる人権侵害的取材はなかったのだろうか。 かっての米兵による小学生レイプ事件では被害者の通う小学校で児童にインタビューを行ったテレビ局があった。 同じ沖縄の女性暴行事件では写真週刊誌の女性記者が被害者の職場にまでおしかけて写真をとろうとしたという。 そうしたマスコミによる人権侵害が、当のマスコミで問題視され、世に知られるという機会はまだまだ少ないようだ。 件の被害中学生だって、周囲に押し寄せるマスコミ取材をみて怖ろしくなったというのが現実なのかもしれない。 ※ 反面、誇張されていると思うのはネットいじめである。 様々のいじめの類型があってネットいじめはその一つであろう。 猥褻な写真などをネットに流出させるなどは大問題であるが、それはネットというよりも、その前に行われた強制猥褻行為などが問題ではないか。 児童数全体が減っているのに、中学を受験する子供は増えているという。 公立中学への不信感には、学力面だけではなく、恐喝、傷害、性犯罪といった非行に対する憂慮もあるはずである。 少年法の厳罰化など少年犯罪に対して毅然とした対応をとることに一貫して消極的なマスコミが、なぜ学校裏サイトのネットいじめだけを問題視するのか・・・その理由がどうもよくわからない。 ネットいじめにしても、闇サイトにしても、ネットを規制すればすむ問題でもないし、マスコミの報道ぶりにも、まずネットイコール害悪という前提があるように思えてならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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