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カテゴリ:ドラマ
「光と影」の視聴を完了した。
面白かった。サクセスストーリー、恋愛ドラマ、復讐ものと様々な要素のあるドラマであり、人によってどこにウェイトを置いてみるかは異なるのだが、自分としてはギテとスヒョクの友情と対立の物語としてみた。 以下はネタバレを含む感想である。 地域の顔役のドラ息子のギテとその家の使用人の息子で大秀才のスヒョク。ギテとスヒョクは表面上は仲の良い友人なのだが、実はスヒョクは自分の立場も含め、ギテに強いコンプレックスを抱いており、それを払しょくするために、権力を握ろうとする。スヒョクは地元の有力政治家に秘書として仕え、彼の後ろ盾により、大統領官邸に高級幹部として入っていく。ところがこの政治家チョルファンはとんでもない悪徳政治家で、しだいにギテとスヒョクは対立するようになる。さらにこれに女優ジョンヘをめぐる三角関係もあるのだが…。そして最後にスヒョクは過去を悔い、ギテとの友情を復活させようとするのだが、時すでに遅く、最後に自分を犠牲にしてギテを守るとともに、チョルファンに対する復讐を成し遂げる。 ドラマにはギテとスヒョクだけではなく、様々な友情がでてくる。こうした様々な友情や恋の三角関係、いや四角、五角関係か…といった多彩な登場人物のおりなす人間ドラマもみものである。 そしてなによりも、悪徳政治家チョルファンの怪演といっていいほどの存在感がすばらしい。この俳優は大河ドラマ「ホジュン」では人間愛にあふれた名医を演じたのになんたる違い。単なる憎々しいだけの悪役ではなく、女好きで人間味もある悪役であり、ドラマを見終わってみると、この人は一番印象深い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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