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テーマ:ニュース(99462)
カテゴリ:事件・犯罪
誤って一人の人間に振り込まれた誤送金の金の一部が町に戻ってきたという。代行業者からの振り込みというのだが、やはり男は金を隠しておいて、厄介をおそれた業者が自主的に町に戻したと見るのが普通ではないのだろうか。そうなると、男が「少しずつでも返していきたい」と語ったのも、、真っ赤な嘘で少しでも情状を軽くした後、自由の身になってからゆっくりと使うつもりだったのかもしれない。残りの1000万も、やはりどっかに隠してあるとみるのが普通で、残りの金の追求と、誰か知恵を貸したり手助けした者がいたとしたらその者のあぶりだしもぜひやるべきであろう。
どこか他人事のような町の反応、男の言い分をうのみにしたようなマスコミのネットカジノ報道をみると、そのあたり、心もとない限りである。民事なら分かるすべもない金の行方の追及も、国家が犯罪捜査として行うのであればできないわけではないと思うのだが。 それにしても、空き家バンク事業なるものも見直した方がよいのではないか。どうせ「町に若者をよびこめば町が活性化する」云々といった役人作文で始まった事業なのであろうが、その若者の質によっては、田舎の大きな特徴である治安の良さも台無しになる。「上からモノや金を降らせるような政策は人間を腐らせる」というが、まさに至言である。 人間は案外弱いものだ。自分だって、おそらく4000万以上の金を前にしたら心が動くに違いない。ましてやあの若者と違って将来の就職などは考えなくてもよい。そんな人間の弱さを思うからこそ、この事件の処理はきちんとやらなければならないのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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