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2024年05月24日
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カテゴリ:時事問題


ときどきしか見ていなかったのだが「地上の星」という人気番組があった。テーマの多くは戦後の復興を支えた技術者達を描いたものだ。戦争中、理系学生は徴兵を猶予されたという。地上の星達の中には、そうして戦場行きを免れた人々もいたのではないか。しかし、そうした人材の温存がなければ、戦後の復興はなかったし、ジャパンアズナンバーワンなどという時代も来なかった。また、製品や新技術の開発には多くの人々の協力がいる。並外れた頭脳が一人いればいいというわけではなく、その下には何人もの補助者がいる。ごく少数の一等星だけではなく、二等星以下の星も輝くから夜空は美しい。戦争中、理系学生には徴兵猶予の制度があり、それだけが理由ではないにしても、理系を目指す少年が多かったのではないか。戦争が終わった時には、日本には厚い技術系の人材層があった。
奨学金の充実とか、少子化対策の一環として教育費支援という議論があるさ中、なぜか国立大学の授業料については値上げの動きがある。理解できないことだ。某私大の学長は負担できるところは負担してもらう…と言っているようだが、おそらくここで念頭においているのは学生本人ではなくて親と言うことだろう。成人の大学生の授業料の議論に親の収入を持ち出すおかしさをわかっていない。どうしても、国立大学の授業料を上げるのだとしても、理科系学部の授業料だけは据え置きにするか、できればもっと下げるべきではないのだろうか。国立大学の授業料を上げるなどは、国力を衰退させる愚策としか思えない。





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最終更新日  2024年05月24日 19時37分07秒
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Re:国家を衰退させる愚策?(05/24)   ・曙光 さん
>どうしても、国立大学の授業料を上げるのだとしても、理科系学部の授業料だけは据え置きにするか、できればもっと下げるべきではないのだろうか。国立大学の授業料を上げるなどは、国力を衰退させる愚策としか思えない。

仰る通りです。先の大戦で日本政府、陸軍が世界科学者のトップであった仁科芳雄を研究開発及び物資の両面から支援していたら、日本は米国に先駆け、或は同時期に原爆を開発、所有できていたかもしれない。
当時日本が原爆を所有していたら、米国は日本に原爆を落とすこともなく、日本本土は空襲に遭う事もなかった。

今も昔も核を抑止するのには、核で対峙する以外に方策は有り得ません。
それ以外はすべて絵空事です。最先端兵器を持つ国だけが世界で最後に生き残ります。最先端兵器には最先端科学が必須です。
産業、経済を潤すのも根幹は、世界の優位に立つ科学力です。科学力の優劣が世界経済競争で勝敗を決する決め手となります。

仁科門下から湯川秀樹、朝永振一郎他が輩出され、戦後日本経済発展の礎となりました。第2の仁科、湯川、朝永を生み続ける政策こそが日本国力を衰退させない為の肝中の肝であり、日本国民を海の藻屑としない為、国家存続のための最重要政策と為って然るべきです。

(2024年05月25日 12時20分23秒)

Re[1]:国家を衰退させる愚策?(05/24)   七詩 さん
・曙光さんへ
武力は別にしても、日本の近代化、そして戦後の復興を考えてみます。明治の近代化では最初のうちこそお雇い外国人が活躍しましたが、短期間のうちに日本人の手で汽車や機械を作るようになりました。戦後の復興でも、最初はブリキのおもちゃや繊維製品、トランジスタラジオでしたが、そのうち日本初の製品が次々に生まれ世界を席巻していき、豊かな大衆社会が生れると優れたコンテンツもでてくるようになった。原動力は技術系の人材でしょう。政治家や官僚がいくら優秀であっても、そうした人材層がなければ不可能でした。
それを考えると、ろくに受験勉強などやらなくとも入学でき、大講義室で寝ていても単位が取れるような大学に給付型奨学金だの子育て支援金だのをばらまく議論がある一方で、国立大学の授業料を上げる議論と言うのは理解できません。 (2024年05月26日 09時43分06秒)

理系温存が戦後の発展に寄与したのは限定的   鳩ポッポ9098 さん
>しかし、そうした人材の温存がなければ、戦後の復興はなかったし、ジャパンアズナンバーワンなどという時代も来なかった。また、製品や新技術の開発には多くの人々の協力がいる。並外れた頭脳が一人いればいいというわけではなく、その下には何人もの補助者がいる。ごく少数の一等星だけではなく、二等星以下の星も輝くから夜空は美しい。戦争中、理系学生には徴兵猶予の制度があり、それだけが理由ではないにしても、理系を目指す少年が多かったのではないか。戦争が終わった時には、日本には厚い技術系の人材層があった。

いいえ、違いますね。当時の日本は、理論的な部分では世界的にも画期的な研究が数多くあったが、汎用技術、基礎工学が非常に貧弱だった。戦争に負けた原因の一つがそれです。

同盟国のドイツから兵器を輸入して国産化しても、それを活かしきるだけのメンテナンス技術が無かった。一説によれば、戦後に米軍が接収された戦闘機をテストした時、整備を行って、アメリカで精製した石油に入れ替えただけで運動性能が10%以上も向上した機体があったとのこと。つまり、複製とはいえ高性能な戦闘機を設計製造する上位技術はあっても、それをメンテナンスして稼働させられる技術がなければ、宝の持ち腐れも良い所なんですよ。ましてや、当時は高額部品は全部海外製です。

だからこそ、戦後に国策として基礎工学の拡充が図られ、また、戦後復興期から今に至るまで新卒一斉採用・年功序列・終身雇用の独特な雇用文化が生まれたのも、熟練労働力の不足とその拡充が急務であったので、自社に必要なスキルは、自前でつけさせる必要があったからに他なりません。ですから、戦前の理系温存が、戦後の技術的な汎用に役立ったというのは、限定的。てか、当時の大卒人口を見ればそんな物は分かりそうですが。

>どうしても、国立大学の授業料を上げるのだとしても、理科系学部の授業料だけは据え置きにするか、できればもっと下げるべきではないのだろうか。

意味がわからない。それこそ、学問差別もいいところでしょう。到底公平性があるとは思えんし、そもそも役に立つの立たないのと言えば、理系だの文系だのの前に、教室毎の研究内容にナンボ出すという議論になってくる。理系だって理学部みたいなのは、すぐに役立つ分野でもないんですから、そんなバカげた話があるかいなって話ですよ。

>国立大学の授業料を上げるなどは、国力を衰退させる愚策としか思えない。

そうは思いませんね。日本の国立大学の学費は諸外国と比べても安すぎる。私立との格差が有り過ぎで、むしろ正当な競争による学問の発展を阻害していると言える。

もしも、これによって貧しい学生が入学できないという議論があるならば、それは、奨学金や学資ローンで嵩上げすれば良いだけの話だ。本当に学びたいなら、堂々と借金しろ、返済が怖いなんてのは、人生をナメるにも程がある。

いや、むしろ、富裕層の投資を呼び込む意味で、政府の肝煎りで奨学ファンドでも立ち上げるべきですよ。 (2024年05月26日 18時45分23秒)

Re:理系温存が戦後の発展に寄与したのは限定的(05/24)   七詩 さん
鳩ポッポ9098さんへ

どうもありがとうございます。
国立大学の授業料は今でもずいぶんと高くなっているようです。
もともと国立大学は優秀な人材を集め、育成するという目的があって、そのために授業料は安く、入試にも公平さが要求されるのではないのでしょうか。そして授業料が安いことは、経済的に大学進学が難しい層だけでなく、すべての学生にとって魅力でしょう。だいたい18歳にもなれば親に経済的負担をかけたくないくらいのことは思うものです。
せめて理科系というのは、別に差別でもなく、公費を使うのであれば、例えば癌の治療法についての学問研究と、源氏物語についての学問研究とでウェイトが違うのはあたりまえでしょう。そしてこれは、せめて理科系ということであって、本来でしたら国立の全学部について授業料は上げるべきではないと思います。 (2024年05月26日 20時15分52秒)

その官学思想が間違ってるんですよ   鳩ポッポ9098 さん
七詩さんへ
>国立大学の授業料は今でもずいぶんと高くなっているようです。

はっきり言って、私学との差を埋める意味ではもっと上げるべきです。

>もともと国立大学は優秀な人材を集め、育成するという目的があって、そのために授業料は安く、入試にも公平さが要求されるのではないのでしょうか。

だから、その官学思想がそもそも間違ってるんですよ。それは、明治の昔から福澤諭吉先生が指摘されていた事ですが、まあ当時はエリート養成機関としての官学にも一理はあった、しかし、現代ではむしろ公正な競争を阻害する要因にしかならない。

>そして授業料が安いことは、経済的に大学進学が難しい層だけでなく、すべての学生にとって魅力でしょう。

そりゃ、安けりゃ安いに越したことはないでしょ、でも、それが公正な学問の競争を阻害し、国民にタカって成し遂げられる安さであるとするならば、話は違うでしょ。それなら、きちんと分際を弁えて借金して大学へ行きなさいということです。

>だいたい18歳にもなれば親に経済的負担をかけたくないくらいのことは思うものです。

個人的な事を言えば、全く思いませんでしたね。ハナクソみたいな駅弁大学へ行くぐらいなら、私学の雄に行きたいと思うのは、普通の事です。

>せめて理科系というのは、別に差別でもなく、公費を使うのであれば、例えば癌の治療法についての学問研究と、源氏物語についての学問研究とでウェイトが違うのはあたりまえでしょう。そしてこれは、せめて理科系ということであって、本来でしたら国立の全学部について授業料は上げるべきではないと思います。

いや、だからそれを言うなら教室毎に予算を割り当てなきゃおかしいだろって。理系だって理学部みたいなのは、なんの実用性があるんですの?逆に、文系だって会計学の様に社会に出てすぐに役にたちやすい学問はあるわけですよ。あなたは、差別してないつもりかもしれませんが、明白な学問差別なんです。 (2024年05月27日 06時10分56秒)

Re:国家を衰退させる愚策?(05/24)   tckyn3707 さん
おはようございます。

そもそもなんですけど、国立大学は独立行政法人になったこと、七詩さんはご存知ないのかなと思います。

https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/houjin/03052702.htm

国立大学を法人化することで、産学共同の垣根が低くなります。

産学共同とは? 産学連携(さんがくれんけい)とは、新技術の研究開発や、新事業の創出を図ることを目的として、大学などの教育機関・研究機関と民間企業が連携することをいう。

(2024年05月27日 07時08分32秒)

Re:その官学思想が間違ってるんですよ(05/24)   七詩 さん
鳩ポッポ9098さんへ

そうですね。個々の学問にふみこむと会計学は役に立っているが天文学は趣味の領域ではないか…とかいろいろいえますね。けれどもそうしたすぐに役に立ちそうもない天文学や数学も含めて理系の学問を修めた人々が企業に入り技術開発に携わることもあります。国立の場合はその経緯から農学も含めて理科系の学生の割合が高く、新制国立の場合は駅弁大学と言う揶揄も昔はありましたが、それぞれ地域で相当のステイタスがあり、地域の俊才を受け入れていました。ただ今では小規模県では少子化の影響もありレベルの下がっている国立大学もありますし、これで授業料も上がったら、学生の集まらない事態もあるかもしれません。
(2024年05月27日 13時06分33秒)

Re[1]:国家を衰退させる愚策?(05/24)   七詩 さん
tckyn3707さんへ

そうですね。ついつい国立大学と言う言葉を使いましたが正確ではないですね。 (2024年05月27日 13時11分39秒)

国公立だけを特別扱いする必要性は全くないでしょう   鳩ポッポ9098 さん
>けれどもそうしたすぐに役に立ちそうもない天文学や数学も含めて理系の学問を修めた人々が企業に入り技術開発に携わることもあります。

それを言うなら文系だって同じでしょうよ。役に立つの立たないのと言えば、そういう議論になってくるわけですが、学問というものは、そういう無駄も含めて学問なんですよ。

>新制国立の場合は駅弁大学と言う揶揄も昔はありましたが、それぞれ地域で相当のステイタスがあり、地域の俊才を受け入れていました。

まあ、はっきり言って医学部以外で駅弁大学に行くようなのは、我々の価値観からすると都落ちもいい所。無論、勉強の出来とか学校としてのステイタスという意味だけでの話ですけど。全国区の私学と駅弁なら、まあ、普通は私学を選択するんじゃないですかね。文系の場合なら、旧帝大ですら、東大京大一橋の三校以外は、国立を蹴る人も少なからず居ますから。

>ただ今では小規模県では少子化の影響もありレベルの下がっている国立大学もありますし、これで授業料も上がったら、学生の集まらない事態もあるかもしれません。

それでいいのでは?貴方はFラン私学はどんどん潰れろという思想なのですから、国公立だって同じ事じゃないですか。学生が集められない学校は、どんどん淘汰されるべきだし、統廃合を進めていくべきですよ。 (2024年05月27日 22時15分56秒)

Re:国公立だけを特別扱いする必要性は全くないでしょう(05/24)   七詩 さん
鳩ポッポ9098さんへ

昔は…なのかもしれませんけど、地元の国立大といえば大変なステイタスで親どころか親族まで自慢の種で市役所、農協、地元新聞、銀行などの就職も有利で閥もできていました。東京の私大と地元国立の両方に合格すると、東京暮らしに憧れる子供と体面にこだわる親とで一戦交えたという話もききます。そういう地元国立出身のノーベル賞学者もいますしね。
まあ、過ぎた時代の話ですし、東京生まれには関係があまりないのですけど。 (2024年05月28日 09時06分32秒)

Re:国家を衰退させる愚策?(05/24)   ・曙光 さん
私は親の仕事の関係で、高校時代は地方に居住し、通った高校は偶々藩校に起源をもつ県下で最も歴史があると言われた県立高校でした。
成績上位1位から5位までが東大、30位までが京大、60位までが大阪大、九州大などの旧帝大、100位迄が国立一期校、200位迄が国立二期校、200位に入れない国立に行けなかった落ちこぼれが早大、慶大で、以下300位から最下位迄が明治大、日大等の私立大と相場が決まっていました。

卒業後、国立大へ行ったものは皆、普通に大学名を言っていたが、早大、慶大など私立へ行ったものは、卒業後10年後位は、落ちこぼれと見なされるのを恥じて、大学名は自ら名乗る事はなかったものです。
良い悪いではなく、これが至極当たり前の通念でした。

今から見れば、社会で通用するかどをかの視点に立った時、東大を出ようが中卒だろうが、どうでもよく、学歴で人を見る事の愚かさを痛感するばかりだが、大方の人の高校学業成績と大学名の見方は、かつても今もあまり変わっていないように思われる処です。

アッと、私立でも早大政経学部、慶大経済学部、上智大外語学部、中大法学部等は、学部名から国立に近い評価は通念として受けていました。
(2024年05月28日 16時28分27秒)

まあ、最近は違う意味で競争ができていますが   鳩ポッポ9098 さん
>昔は…なのかもしれませんけど、地元の国立大といえば大変なステイタスで親どころか親族まで自慢の種で市役所、農協、地元新聞、銀行などの就職も有利で閥もできていました。

まあ自分の世代でもそんなのはありましたよ、流石に親はそんな事は、言わなかったが、近所のオッサンオバハンは、無理して遠くに行かんでも、勉強できるんならどこそこの子みたいに地元の○○大学行けばええのにとか、そんな事を言ってましたよ、だから学のない田舎者は困るんだと、さんざん莫迦にしたものです。

今思えば、若気の至りとは思いますが、同窓の3割強が東大京大へ行くような学校にあって、その他の旧帝大を勧められるのですら屈辱的なのに、医学部以外で駅弁大学なんて論外だったのですよ。

昔は、確かに大学進学者自体が少なかったし、移動手段も限られていた為に、駅弁大学でも世間的にみれは才ある人はあつまったんでしょうが、それでも、入ってみれば旧帝大とは扱いに雲泥の差があったわけですよ。

70年代以降は、全国区のトップの私学は、偏差値の上で明らかに駅弁大学を上回るようになり、上位校で医学部以外で駅弁へ行くのは、都落ちという観念は、一般的な物と思います。

>東京の私大と地元国立の両方に合格すると、東京暮らしに憧れる子供と体面にこだわる親とで一戦交えたという話もききます。

というか、こっちも体面なんですよ。親や地域の人間が世間体なら、こっちは、同期やライバルとの体面だ。学のない奴に何を言われようが屁でもないが、同期や仲間に莫迦にされるのは耐え難いわけですよ。

まあ、そういう強迫観念で勉強したり大学を選んだりするのは、決して健全ではないのでしょうけどね。

>まあ、過ぎた時代の話ですし、東京生まれには関係があまりないのですけど。

東京だって、横国や千葉大に行くぐらいなら、経済的な理由でもなけりゃ、普通は早稲田慶應行くでしょ。

まあ、最近は研究内容で学生に訴求したマーケティングで成功している大学もあり、偏差値至上主義だった我々の時代からすると、良い意味で選択の幅が増えている気がしますがね、だからこそ大学同士の競争を加速させてほしいと思うわけですよ。 (2024年05月28日 19時26分01秒)

Re[1]:国家を衰退させる愚策?(05/24)   七詩 さん
・曙光さんへ
そうした感覚は時代により地域により違うのですね。
医学部人気とステイタスは昔も今も変わらないようです。
優秀な人間が皆医学部と言うのはどうか…という人もいますが、逆に、優秀な人間が皆文科系に行くよりはよいと思いますよ。医学部は入試が大変ですし、医師は楽な仕事ではありません。
国立の授業料が高くなれば、いくつかの国立は人気が下がるでしょう。そしてその対等な競争で私学のレベルが上がるかと言えばそうもなりそうにない。どっちみち授業料が同じくらいなら入試の楽な私立に行こう、難しい理系はやめて文系に行こう…ということになりそうです。
そして私立は私立で経営優先ですので、広告塔になりそうなスポーツ選手や政治家財界人の子弟を優先入学させる。 (2024年05月28日 22時58分20秒)

Re:まあ、最近は違う意味で競争ができていますが(05/24)   七詩 さん
鳩ポッポ9098さんへ
時代や地域によって違うのですね。
ただ、国立大の授業料が上がれば、トップレベルは別にして、多くの国立は人気が下がるでしょう。
学部で見ると私立大学はほとんどが文系で国立は理系が多い。そして入試科目も国立の多くは数学は必須です。学費の差があまりなくなれば、優秀層も含めて楽な入試で楽な文系に行こう…という風潮になるのではないかとおそれます。
そして国立と対等に競争できるようになったとしても、私立のレベルが上がるとは思えない。 (2024年05月28日 23時07分05秒)

その可能性は低いんじゃないかな   鳩ポッポ9098 さん
七詩さんへ
>ただ、国立大の授業料が上がれば、トップレベルは別にして、多くの国立は人気が下がるでしょう。

ええ、公正な競争原理が働けば、本来はその程度の実力なんだから、下がるのは当然ですね。おそらく国公立の統廃合が進む先には何があるかというと、駅弁の中でもレベルの高い大学を中心とした準帝大クラスの総合大学が大都市圏近郊に出来る。まあ、そういう動きはもう既に出てきていますよね。そして一方では、ユニークな研究を売りにして学生を集める個性的なタイプの大学、「〇〇大といえば▲▲」みたいな人口に膾炙しやすいフレーズで、偏差値によらない集客能力を持った大学も増えることでしょう。まあ、偏差値の低い学校は、それで専門学校化して就職などを売りにして生き延びようとするでしょう。そしてそのどれにもなれない者は没落して淘汰されるでしょう。

>学費の差があまりなくなれば、優秀層も含めて楽な入試で楽な文系に行こう…という風潮になる

学費が高いから分離選択を変えるぐらいなら、今でも同じ学校の文系へ行ってるでしょ。理系なら数学はできて当たり前だが、文系ならそれだけで大きなアドバンテージになるのだから。それに私立の文系が科目少ないったって、選択科目の難易度で言えば、普通に数学を選択したほうが遥かに易しいわけですよ。

まあ、あるとすればあなたの言う消極的選択とは逆に、今まで私立を視野に入れていなかった学生が、数学のアドバンテージを生かして、より上位の私立文系を本命で狙うというのはあるかもしれないが、それってむしろ良い事だと思いますけどね。取り敢えず文系ですべり込んで、入ってから理転する事も戦略として入ってくるでしょうし。

>そして国立と対等に競争できるようになったとしても、私立のレベルが上がるとは思えない。

いや、上がるでしょ。ほっといても学生の奪い合いが加速するんだから、地方国公立に行っていた人間の一定数は、私立に流れ込んできて競争が活発になる。自然、学生の奪い合いが加速するわけですよ。名門私立はますます強くなり、学生に訴求できない大学は、今以上に厳しい状況になるでしょう。 (2024年05月29日 08時44分08秒)

Re:その可能性は低いんじゃないかな(05/24)   七詩 さん
鳩ポッポ9098さんへ
そうですね。これからの大学は高レベルの大学、専門学校のような役割を担う大学、淘汰されていく大学に分かれていくかもしれません。
現状ではその淘汰されていく大学にまで給付性奨学金だの教育費支援だのといった議論があるのに国立大の授業料値上げはいったいなぜと言う気がします。そしてまた、奨学金で賄えばよいという議論も、たしかに経済的理由で進学できない人に対する救済にはなっても、そもそも大人の大学生に親の所得云々を言うのはおかしい。奨学金は資源に限りがある以上、必ず低所得と言った要件がつくでしょうから。
そしてまた家庭は様々で連れ子養子のように形はその家の子であっても遠慮して暮らしている場合もあります。
(2024年05月29日 09時44分27秒)


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