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テーマ:最近観た映画。(39182)
カテゴリ:シネマ感想:か行
西島さん見たさで鑑賞。ビッグタイトルなのに、そんなに話題になってなかったから、ちょっとだけ嫌な予感がしていたんだけど、やっぱり面白くなかった・・・。パソコンで見ていたので、途中からスクリーン画面を小さくして、楽天でバーゲンをあさりながらの「ながら鑑賞」・・・。 搾取される労働者の代表が松田龍平で、他にも高良健吾、榎本時生など魅力的な若手が出ている。TKOの木下も演技はともかく佇まいは労働者っぽくて良い。西島さんは彼らの監督役だ。これだけ聞くと面白そうなんだけど・・・。 魅力的な役者が出ているのにも関わらず、話が圧倒的につまらないし、搾取労働も言う程、辛そうに見えないし、映像を見ていてカムチャッカの寒さも感じない(ボイルされた大量のカニがベルトコンベアーに流れるのは美味しそうだったが)。ひたすらセリフで「辛い辛い」って言ったり、西島さんやデブの家来に折檻されたりするんだけど、これでもか!ってくらい過酷な労働シーンを映像で見せないと意味ないし・・・。 かつてブラック企業の一従業員だった私は、もうガッツリ労働者側に肩入れして、カタルシスを味わう気満々だったのに・・・彼らに感情移入することが出来ずに終わってしまったのだった。やっぱり体制に対して労働者は団結することが大事なんだよっていうのはすごくよくわかるんだけど・・・。 白いトレンチコートを羽織った鬼監督の西島さんだけど、怒ったり叫んだりする演技が一本調子で、「うーむ・・・」とひいき目で見てもかなり厳しい感じは否めない。やっぱり西島さんは体制側にいる役だとダメだね。大企業のサラリーマンとか駐在員とか(例:サヨナライツカ)全然合わないし、西島さんの良さが全然生かされないもん・・・。要は西島さんは就職しちゃダメってことかな?(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.24 22:29:09
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