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カテゴリ:シネマ感想:さ行

評判が悪いことは何となく知っていたが、西島さんが出ていると言うことでレンタル。この映画を観た知人は、「西島さんのお尻を見る価値はある」という謎のコメント・・・。旧作100円だし、えーい、借りてみるか!と決心。

「さてこれから観よう」と思った時、DVDのケースに「134分」と言う表示を見つけて、げんなりする。120分を越えると、「ああ~長尺だなあ・・・」と思うのだが、134分て!長過ぎでしょ・・・と、ディスクをプレーヤーに入れる前から萎えまくるのだった。しかも監督が「私の頭の中の消しゴム」の人だってさ。私この映画も意味不明だったのよね・・・。

しかし若い二人がバンコクで出会う前半は、良くはないけど、なかなか見られるのである。画面がセピア調になってて、いい感じ♪(ローラ風)だし、女優チックな衣装や、素敵なお帽子を取っ替え引っ替えして登場するミポリンも綺麗だ。細いし、顔も若い頃よりも素敵になっているような。おっぱいはないけど。

そして西島さん・・・。残念ながら、どこのどの場面でも、薄っぺら~い!!!あんなにナチュラルな演技派なのに・・・キャラクターの深みゼロ。これだけ実力のある俳優さんなのに、ペラペラにしか見えないって、ある意味すごいことですよ・・・。1ファンとしては目を覆いたくなる、いや彼のフィルモグラフィーから「サヨナライツカ」を抹消したくなる大事故な出来である。きっと脚本と演出のせいね!西島さんは悪くないのよね!と思うことにしよう・・・。

身体から始まった、身体だけの関係ぽかったのに、本気になっちゃって、でも別の人と結婚しなきゃいけなくって、でも結婚した後も25年間ずっと忘れられなくっ て・・・という話なのに、西島さんのミポリンへの思いみたいのが、わざとやってるのか?と思うくらい全く感じられないのが致命的なのである(まだミポリン→西 島さんってのは薄~く感じたけど)。

ユタカという男(「さよならみどりちゃん」 と同じ役名だ。こっちは面白かった)は、自分のことしか好きじゃないんだろうな~、愛する他人の為に一生懸命になったことないんだろうな~、勝手な男だ な~、でもこういうって男いっぱいいるよな~という感じがして、本当にイヤな奴だよな~という印象しかありません。「好青年」ってのは逆説的に付けられたあだ名か?これが 狙い通りの演出だとしたら、「いや違うんだよ。本当はユタカは、こんなに・・・」ってシーンを入れないと意味ないじゃん!え、もしかして入ってたの?全然気付かなかったよ!っ て言うね・・・。

でもまあ、前半はまだいいんですよ。いきなり洋画みたいに、欲望のままワシワシとセックスし始めたりして、こういうシーンが少 ない西島さんファンとしてはありがたい部分もあり・・・(でも、あくまでも洋画「みたいな」セックスなので、重要な部分は見事に写らないのであった)。

そ うそう、西島さんの婚約者役の石田ゆり子はすごくよかったです。何も知らないお嬢様かと思ったら、いきなりバンコクのミポリンのところにやってきて、「散 歩でもしませんか?」と言った後、「私は家紋の入った着物を着られる本妻!あんたはどれだけ着飾っても、所詮は日陰の女よ、オーホッホッホッ」と静かなパ ンチをかまし、そのときとったポラロイドを25年後「私はすべて知っていました・・・」と自費出版の本(サヨナライツカ)に挟んで夫に渡すと言う・・・。いやはや、恐れ入りました。でも一番可哀相なのは彼女だよな~。夫に尽くす良妻なのに・・・。

以下、箇条書きで・・・

・最初にミポリンを紹介した同僚の男(マギー)だが、ミポリンは本当にマギーと付き合っていたんじゃないんだろうな。しかし、ミポリンがどんなイイ女か紹介するときのセリフが説明的すぎる(苦笑)。

・社長の加藤雅也カッコイー!!しかし老け演技はコントみたいだった(老けメイクの仕上がりも雑でコントっぽさを増幅。25年後の登場人物全般に言えることだけど)。

・タイの貴族とコネを持っている駐在奥様役で、川島なお美が登場。やっぱり綺麗だ。ミポリンの役が川島なお美だったら、もうちょっと面白くなっていたかもしれないな。

・石田ゆり子の親戚のおばさん(松原智恵子)とその夫、いか~にも駐在金持ち日本人って感じでいい!とくに夫が絶倫感があって、オヤジ絶対不倫してんだろうな~って感じ。脇役がグッジョブなのであった。

・ オリエンタルホテルのサマセット・モーム部屋は、この映画で予約が取れないのではないだろうか・・・。しかしミポリンって相当オリエンタルホテル好きだよね。住んでたし、働いてるし、また住んでるし。一体オリエンタルホテルとどういう関係なのだろうか。

・西島さんのタイ人の友人、コメディ担当として入れてるのかもしれんが、見事な浮きっぷりで痛々しかった・・・。

・そして25年後・・・みんなの老けメイクがコントっぽすぎて大変なことに・・・!もっと腕のイイメイクさんつけてあげてー!ヘタクソなメイクなのに、手の甲のシミがあったりして、妙に細かいのがまたなんともね・・・。

・ 25年後のミポリンの話し方が変わっている。客として会ったからだろうか。「キミの汗のにおいが好き☆」から「互いに思っていれば、いつか会えると信じて いました・・・」という、キャラまで変わっているような・・・でもまあ、経年で彼女も変わったのだろうな、と脳内補完。

・ まさかの結婚式シーンがあったけど、もうここまでくると失笑を通り越して、「早く・・・早く・・・この映画よ終わってくれ!頼む!」という観客の切ない祈りに変わる。

・ そして、いつのまにかミポリンが不治の病的な病気ってことになっていた。もうしょうがないよね、回収回収だからさ・・・。

とういことで、後半の25年後はもう苦行の一言・・・。「え、まだ終わんないんですか?まだなんですか?早く解放して~!!!」と言う心の叫びを無視して、映画が続くこと続くこと・・・。ミポリンとの出会いから25年後の別れまでが、実は西島さんの妄想とか夢で「な~んちゃって、てへぺろ☆」って夢オチなら、まだ救われるかな・・・などと思ってしまいました。

タイでは「マンペイライ☆(大丈夫)」で全てが片付くと言うけれど、この映画自体は、果たして「マンペイライ」で帳消しになるのだろうか・・・と心配になるのだった。私は、こんな映画に出てしまった西島さんに、心からの「マンペイラ~イ!」を送りたい・・・。






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Last updated  2014.12.24 22:47:04
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