味くんの家族再生支援日記

今日も男性講座の一環の男の料理教室でした。参加者のほとんどが料理をまったくしたことのない人。こういった方はレシピの読み方もわからないし、説明しても意味もわかりません。

ほんと当たり前とか常識的に理解できるとか伝わるとか言う状況でなくて、何をするかわからない、まったく理解できていない、状態、と覚悟しておかないと、ほんと何がおこるかわかりません。

まあ、私もそういう事を考えて、教室をすすめていくのですが、うっかり目を離している時に、あっということが起ります。

ずっと以前のことですが、スープパスタのスープがないので訪ねたら、捨てましたと・・。レシピにはちゃんと書いてあるけれど、彼にとってはパスタはソースでしかない訳で、多分無意識にスープはいらないものと認識したのでしよう。

レシピには大１のしょうゆと書いてあり、大とは大さじの事と実物を見せて説明していても、実際に料理しているうちに説明もすっとんで、１カップのしょうゆを入れたりということもむかしむかしにありました。

そこそこ高齢になっている人であれば、見えにくかったり、聞こえにくかったり、動きにくかったりしているし、実体験がなくて思い込みだけある場合は実際何がおこってもおかしくない訳で、常識が通じるという私の思い込みはいったん置いておくことも必要。

まあ、そんなこんなの男の料理ですが、それでも料理は楽しい、簡単、と感じてくれたら有り難いですね。今日の料理もそこそこおいしく頂きました。　　ごちそーさまでした。