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カテゴリ:日記
先日資料を整理してたら私のマスコミに関わった資料がでてきました。私が会社をやめた18年程前からの新聞や雑誌の切り抜きです。当時会社をやめて専業主夫してた私は新聞や雑誌にせっせと投稿していました。採用されたら二~三千円もらえたけれど、無収入の私には貴重な収入。
私自身が書く場合だけでなくて、いろんな人が私を取材し記事にしました。私一人の取材だったり、家族との取材だったり。当時五歳くらいの息子と写ってる私の若さ、と息子の可愛らしさとが、写真から伝わってきます。 また、ジェンダーがらみの運動をはじめた中間達との写真や関連記事。それらの一つ一つが私の生きてきた記録となっています。 特別な技能とか才能もない私だけれど、男の旧来のライフスタイルから女のライフスタイルへすこしジェンダーシフトした私の物珍しさがあったんでしょう。 連れ合いの排卵や基礎体温を管理し、助産院をさがし、出産も一緒におこない、会社帰りにスーパーによって保育園に迎えに行ったり、仕事をやめて家庭に入ったり、毎日料理してこどもと連れ合いの弁当もつくり、パートの仕事をする・・・次々と世間からは非常識なことをやり続けた私。 難しい理屈や高邁な理念でもなく、ただ自分がやりたいことをやり続けてきただけのこと。そこには権威も権益もありません。日々の暮らしの満足と好奇心が満たされるささやかな喜びがあるだけ。 こんな私の暮らしの記録がこんなに懐かしく、意味あるものと感じられるなんて、ほんと人生は不思議です。あなたの人生の記録ってなんですか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/12/02 10:42:30 PM
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